「伝統工芸~春の彩り~!」ワークショップ 終了の報告!

H27年3月21日(土)「つまみ細工でアクセサリーを作ろう!」
開催時間:10:00~16:00 
参加対象者:大人から子供まで
参加者:24名
講師:数本奈智子
概要:
江戸時代から伝わる伝統工芸の一つで、着物の装飾髪飾りとして伝えられている・
参加者は、30分以上まえから集まり人気度の高さがうかがえるワークショップとなりました。
布は、着物地から正絹、ちりめん、木綿などを使用して開催されましたが、普段使い馴れていないピンセットの扱いと布の扱いで工夫しながら出来上がったアクセサリーを早速身に付けて帰る人もいました。
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参加者の声
「伝統工芸にふれられて良かった」
「きれいに出来て嬉しい!」「布の扱いがむずかしい!」「家に帰ったら作ってみたい」
「自分で本を読んで作ってみたが、途中で分からなくなって仕上がらなかった点が分かって嬉しい!」

H27年3月22日(日)「切紙細工でつくる~春の彩り~」
開催時間:10:00~16:00
参加対象者:大人から子どもまで
参加者:15名
講師:数本奈智子
概要:
折りたたんだ薄紙を切り抜いて繊細な花の模様を作り、組み合わせてデコレーションして「春」を感じるフレーム作りを開催。
好きな色の紙と花の模様を選び、皆さんとても集中して制作に取り組んでいました。
細かい模様を切り取る作業に苦戦する様子もありましたが、紙を広げて綺麗な花の形が現れると、「わぁ~」「出来た!」と笑顔がこぼれます。
大人に負けず、「もっとやりたい!」と次々と切り紙に挑戦する子や、「こんな風にしてみたよ。」とオリジナルの形を工夫して作り出す子も居ました。
重ねる紙の色や形によって変化する作品の雰囲気を楽しみながら、フレームの中を自由に飾っていきます。
完成すると「早速自分の部屋に飾りたい。」「最初は難しかったけど楽しかった!」と、それぞれに切り紙細工を楽しめた様子でした。
まもなく訪れる「春」が一足早く楽しめそうな、素敵な作品になりました。
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2015年3月「マーブリングで遊ぼう!」終了の報告

開催日:3月15日(日)
時間:11:00~15:00
場所:そあとの庭
参加者:7名 子ども~大人まで
講師:佐藤晴香(SOAT)
サポート:西村優衣子(SOAT)
概要
この日は天気が良かったので、外のお庭で制作を行いました。
まずはマーブリング染めのやり方を見て、「すごーい!」「不思議!」。
水(水性)とインク(油性)の特徴を実践しながら学びました。
白抜きの模様や色画用紙への染めにもチャレンジ。
慣れてくると、色や表現を自分なりに工夫する姿勢が現れていたのが素晴らしいです。IMG_1192IMG_1171IMG_1184
最後に自分の染めた紙を使って、ペーパーバッグやしおり、部屋飾り、お弁当ピックなど、自分の好きなものを時間の限り制作。
柄のどの部分を使おうか?どの紙と組み合わせようか?リボンはどうしよう?
と、素材の組み合わせにもこだわっていました。
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参加者の声
「外で気持ちよく楽しかった。また参加してみたい。」
「想像していたよりも簡単に作れることに驚きました。」
「始めはちょっと難しかったけど、教えてもらってうまく出来た。」
「園児でも楽しく、集中して出来ました。マーブリングから作品作りまで出来たのが、とても楽しかったです。」
等の感想が寄せられました。

世界に一つの柄の手作りグッズを手に満足の笑顔で、今回も無事に終了しました。

H26年度「にじいろぱれっと・いしのまき・きたかみ」活動終了の報告!

H27年3月9日(月)『そうさくの庭』を石巻市の子どもたちにお届けし、H26年度の活動をすべて終了いたしましたので、ご報告いたします。

H25年度、H26年度と2年間継続して参りました活動は、SOATとの協働研究として、東北工科大学院生佐藤晴香さんの卒業研究発表にも加えていただきました。その結果、「にじいろぱれっと・いしのまき・きたかみ」の活動は、山形県教育センターからも『そうさくの庭』購入の申し込みを頂くなど幅広く知っていただくことに繋がりました。また、北上町の皆様には、活動を継続して頂きたいとの強いご要望もあり公益財団法人石橋財団様より助成金のご協力を賜り実施したSOATの活動が、3・11で被災した子どもの育成支援と保護者の心のケアに繋がる活動として認知いただけました。
ご協力いただきました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
3・11から満4年が過ぎ、現実にはまだまだ復興の姿が「かたち」に成って見えない今、SOATは更なる支援活動を継続していきたいと思います。

石巻市北上町地区配布先
○石巻市立北上小学校 151冊配布 校長 橋本恵司
○石巻市北上町橋浦保育所 101冊配布 所長:千葉光代 
○石巻市北上子育て支援センター・相川保育所 101冊配布 所長:阿部かおる
○We are one北上(子どもハウス)20冊配布  代表・佐藤尚美
○石巻市北上総合支所 21冊配布
石巻市内配布先
○NPO法人にじいろクレヨン 10冊配布 代表 柴田滋紀
○石巻市子どもセンターらいつ 10冊配布 後藤志保
ほか、
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3月開催「紙粘土でスウィーツを作ろう!」 終了の報告!

3月7日(土)3月8日(日)
開催時間:10:00~16:00 
参加対象者:大人から子供まで
参加者:52名
講師:森 愛子

内容
森愛子さんを講師に迎え、カップに紙粘土のクリームや好きなパーツをトッピングして、オリジナルパフェ作り。
開始時間前から楽しみにご来場いただいた方もおり、たくさんの参加者で賑やかに行われました。
自分で作るアイスクリームやドーナツなどは、イチゴや抹茶など自分の好きな味をイメージしながら、紙粘土に絵の具を混ぜて作ります。
思い通りの色にする難しさと、粘土をこねる楽しさを味わいました。
作りながら、「パフェとサンデーの違い」や「色の3原色について」など勉強になるお話なども。
たくさん用意された造花やビーズなど食べ物以外の素材も組み合わせ、
「本物そっくりに作る」のではなく「アートとして造形を楽しむ」事を大切に、
大人も子どもも夢中になって、それぞれに素敵なスイーツを作り上げていました。
参加者からは「とても楽しかった!!」「紙粘土で出来るなんて驚き。家でも作ってみたい。」「参加して良かった!」など嬉しい声をたくさん頂きました。
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ArtGalleryそあとの庭企画・すがわらじゅんいち「ひかりフォト展」終了の報告!

2月3日(火)~2月17日(火)開催されました
「すがわらじゅんいち・ひかりフォト展」は、新聞やテレビ、ラジオ放送などでも大きく取り上げられ3・11の災害を風化させない為のトーク交流会には、佐藤美香さんを招いて開催されました。展示期間中は、100人ほどのご来館を頂き「ひかりフォト」という新しいジャンルをご紹介、盛況のうちに終了いたしましたのでご報告いたします。

入選ひかりフォト

2015,2,2河北掲載記事(ひかりフォト)毎日新聞 関東版夕刊毎日新聞 宮城版ひかりフォト読売新聞関東版・2月6日ひかりフォト読売新聞仙台版・2月7日2015,2,16河北掲載記事(ひかりフォト)

「 すがわらじゅんいち・佐藤美香さん トーク交流会 」
場所  ArtGalleryそあとの庭 1Fカフェコーナー
開催日 H27年2月15日(日)14:30~16:00
参加者:15名
2月15日すがわらじゅんいちトーク交流会 0392月15日すがわらじゅんいちトーク交流会 057
《 開催に当たって・愛梨ちゃんとの出逢い 》
NHKの番組「こころフォト」を観て少女の運命を知りました。 3・11震災によりフリーズしてきた「光の写真」の技法を使い何か貢献したいという「おもい」が、熱くよみがえりました。 3.11東日本大震災当日、石巻市にて津波に遭遇し、最期まで生きる希望を持ち続けた6歳の女の子、佐藤愛梨ちゃんの運命は悲しいものだった。
あの時、幼稚園からの送迎バスに乗り込んだ子どもたちは、どんな思いだったか。
同園児からの話「愛梨ちゃんは、地震で怖がっているお友達に大好きな「いきものがかりのありがとう」を歌い励ましていたという。
NHKの番組「こころフォト」宛にメッセージを投稿したのがきっかけで、ご遺族で母親の佐藤美香さんとの交流が始まった。美香さんは、そんな愛梨ちゃんが自慢の娘だと話す。
「もう二度と私たちと同じ思いをさせたくない」「ただ命を守りたい」。未来は子供たちのために!という想いを胸に、娘を失った悲しみを乗り越えて愛梨ちゃんの生き方を全国に向けて発信し続けている。
私は、「ひかりフォト」を通じ「おもい」を世界へ伝えることを誓いました。 美香さんの合意を得て「REVIVE JAPAN CAP」に応募し、H25年のグランプリに続き、H26年度も準グランプリ受賞することが出来ました。 『すがわらじゅんいち・ひかりフォト展』は、世界中に「おもい」を伝えるための小さいが大きな第一歩。
失われたものたちの意思を感じ存在を確信したい。
すがわらじゅんいち

愛子小学校×SOAT「SOAT・おもいでアートプロジェクト」活動の報告!

「SOAT×愛子小学校・おもいでプロジェクト」の活動は、H26年6月に仙台市立愛子小学校社会学級 澤村範子氏から「H27年3月を最後に愛子小学校全生徒1,381名が錦ヶ丘小学校と分離することが決まり児童全員が参加して何か思い出に残したい」とご依頼がありました。愛子小学校にて打ち合わせを重ねSOATの子ども支援活動と社会貢献活動として、受託し実施いたしました。
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○第1回合同打ち合わせ
H26年12月8日(月)15:30~15:50
場所:愛子小学校
参加者:分離プロジェクトとして代表児童6名
社会学級 澤村範子
松岡 建(教諭)當房正浩(教諭)
藤原久美子(SOAT) 佐藤晴香(SOAT)
内容:
・分離プロジェクト代表児童6名と担当教諭、社会学級、SOATそれぞれの自己紹介
・11月21日(金)分離活動担当教諭よりSOATからのモザイクアートの企画提案を説明。
次回打ち合わせまでモザイクアートデザイン原案を考える。
・11月27日(木)代表児童からのアイディア発表。プロジェクトメンバーが考えたアイディアを基にデザインを決める。
・全校で一人一枚のカードに分離にあたりそれぞれのおもいを込める。
・体育館ギャラリーの窓に飾る。

H27年1月13日(火)SOATよりデザイン3案を提案し決定。
デザイン全体
デザイン:佐藤晴香(SOAT・プロジェクトリーダー)
児童の思い
・「分かれても繋がっていたい!」
・「離れていても一緒だよ!」
・星…愛子小学校、ほしぞら児童会のイメージ
・桜…錦ヶ丘小学校、希望、新しく始まるイメージ
デザインコンセプト
左にはみんなが学び育った愛子小学校、右にはみんなも馴染み深い錦ヶ丘にある仙台市天文台を配置。
中央には青空にかかる虹と桜の木を描き、左右の二つを繋ぎました。
みんなが見上げる青空、星空、虹は別な場所に居る友達もきっと見ている。離れていても思いは繋がっている。それを明るく希望が沸くようなデザインで表現しました

全校児童制作1月22日(木)⇒2月6日(金)SOAT作品受け取り
2月12日SOAT 0012月12日SOAT 0102月12日SOAT 017愛子小2月13日手伝い 006愛子小2月13日手伝い 005IMG_0313
○社会学級・PTAボランティア制作協力
2月10日(火)14:00~17:00 澤村範子・三澤ゆり
2月12日(木)10:00~13:00 岩田真美・清水さおり・新木裕子・佐々木雅子
       14:00~16:00 澤村範子
2月13日(金)10:00~12:00 浅野由佳・小斎 彩・上田徳子
2月16日(月)9:30~11:30・16:30~19:00 澤村範子・三澤ゆり
※児童が描いた作品をラミネートする作業では偶然、自分の子どもの作品に巡り合う場面もあり親子の絆に驚かされました。1,400枚以上ある中で、半数以上のお母さんが自分の子どもの作品を手にしたのです。当然のように笑顔がほころびました。
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搬入・飾り付け
2月26日(金)12:00~17:00
場所:愛子小学校体育館
協力:社会学級PTA、担当教諭、SOAT藤原・佐藤
社会学級の皆さんの中には、仕上がりデザインを知らずに手伝っている方がほとんどで、
飾り終えた窓を見上げて、拍手喝采でした。
全校児童1,381名と職員、社会学級PTA、SOATスタッフが描き共同で制作した「SOAT・おもいでプロジェクト」オブジェは、3月2日(月)愛子小学校感謝の会にてお披露目され一般に公開されます。
同校の体育館は、愛子バイパスに隣接しているため夜には、ステンドグラスのように照らしだされ錦ヶ丘から続く坂からも見えます。
二つの学校と児童を繋ぐ「おもいで」と成ることでしょう。
SOATが、このようなプロジェクトに参加できましたことに心より感謝申し上げます。
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3月2日撮影夜景
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「SOAT×愛子小学校・おもいでプロジェクト」の活動は、H26年6月に仙台市立愛子小学校社会学級 澤村範子氏から「H27年3月を最後に愛子小学校全生徒1,381名が錦ヶ丘小学校と分離することが決まり児童全員が参加して何か思い出に残したい」とご依頼を頂き、愛子小学校にて打ち合わせを重ねSOATの子ども支援活動と社会貢献活動として、実施いたしました。
H27年3月2日(月)愛子小学校感謝の会にてお披露目され一般に公開されました。
同校の体育館は、愛子バイパスに隣接しているため夜には、ステンドグラスのように照らしだされ錦ヶ丘から続く坂からも見えます。
SOATが、このようなプロジェクトに参加できましたことに心より感謝申し上げます。

愛子小学校ディスプレー報告

SOAT・児童館協働プロジェクト第39回活動の報告!

「マーブリングあそび!」
開催日時:2月25日(水)15:30~17:00
開催場所:藤倉児童館 室内
参加者:16名
参加スタッフ:2名
講師:佐藤晴香(SOAT協働研究・東北芸術工科大学院生)
藤原久美子(SOAT)
趣旨:
マーブリングの技法を体験し、知識や表現の幅を広げる。
偶発的な色や模様が出来ることを楽しみ、絵を描くこととはまた違った創作の良さを知る。
作った紙を使用して別な形に作り変えることで、あるものを利用して新しいものを生み出す喜びや発想力に繋げる。
【内容・感想】
マーブリングが初めてという参加者も多く、最初に講師がお手本を実演。
「おぉ~」と出来上がりに目を輝かせ、すぐに自分もやってみよう!と制作が始まりました。
「全部の色を使ってみたい!」「この色はどんな風に見えるかな?」と実験のようにワクワクと行っていたのが印象的でした。
「きれいだね」「この模様、宇宙みたいだ」など、みんなの作った模様を見ながらそれぞれ自由な感想が飛び出ます。
染めた紙を使って、ペーパーバッグやオーナメントなどの小物作りも楽しみました。
絵を描く事とはまた違った、なかなか思った通りにはいかない技法。
自分のソウゾウ(想像・創造)を越えた表現を、大人も子どもも楽しむことが出来ていたようです。
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2015年2月「おひなさまをつくろう」終了の報告!

開催日:2月22日(日)
時間:11:00~12:30 13:30~15:00
場所:そあとの庭
参加者:8名 子ども~大人まで
講師:数本奈智子(アーティスト・SOAT)
サポート:佐藤晴香(SOAT)

現在そあとの庭2Fギャラリーで展示を行っている数本奈智子さんの指導のもと、「おひなさま」作りが開催されました。
たくさんの種類がある綺麗な和紙の中から好きなものを選び組み合わせ、お内裏様とお雛様を作っていきます。
「この柄、素敵!」「この和紙にはこの色が合うかな?」と本物の着物を選んでいるように組み合わせに迷い、楽しみながら、着物をコーディネート。
道具の使い方のポイントも丁寧に教えてもらいながら、みなさん集中して制作に取り組んでいました。
水引の髪飾りやフレームの装飾ではそれぞれ自分なりのアレンジを楽しみ、世界に一つのオリジナルおひなさまが完成です。
「市販のものでなく自分で作ったものというのが嬉しい。愛着が沸く。」
「難しい所も丁寧に教えてもらったので出来た。飾り付けが上手く出来た。」
「さっそく家に飾りたい!」
と参加した皆さんも作品の出来に満足。
季節の古き良き日本文化をこれからも大切にしていきたいですね。
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【アンケートより】
おひなさまをつくろう!ワークショップに参加してみてのご感想
・とても楽しく参加できました!さっそく飾りたいと思います。
・難しいなと思ったけど、やさしく教えてくれて上手に出来ました。とくに飾りをつけるところが上手に出来ました。またやりたいです。
・ひなまつりを前に娘と素敵な“ひなかざり”を作ることができていい思い出
ができました。
・楽しく作ることができました。難しいところがあったけど、自分だけのおひなさまが
できてよかったです。家に飾ります!
・色使いを選ぶことが難しくもあり、楽しかったです。ちょっとした工夫がまた考えることにより頭のなかで想像力が膨らみ、脳の活性化にもなったような気が・・・!
・はじめて手作りで「ひな人形」を作りました!柄あわせがとても楽しかったです。
きものやさんで帯を組み合わせるのと似た楽しみがありました。小さな工夫次第で
こうした楽しみがあることをとても学びました!

SOAT・児童館協働プロジェクト第38回活動の報告!

「フェルトネックレス作り!」
開催日時:平成27年2月21日(土)10:00~11:30
開催場所:仙台市幸町児童館 室内
参加児童数:30名
参加スタッフ:3名
講師:遠藤 満里子 (フェルト作家)
藤原久美子(SOAT)佐藤晴香(SOAT協働研究・東北芸術工科大学院生)

趣旨:羊毛のフェルト化を体験し、普段身に着けている衣類(セーターなど)の製作過程を知り
興味を持ってもらうきっかけにする。素材の一つとして羊毛の特徴、制作方法を知り、表現の幅を広げる。
豊富な色から好きな色を選んで組み合わせることや、作ったものを生活で使用し日常に彩を添えることを楽しむ。
内容詳細:
遠藤講師よりフェルトの由来は、「モンゴルの遊牧民族が寒さをしのぐために羊の毛に馬の尿をかけて足で踏みつけて敷物にしたのが始まり」という話にえぇ~と驚きからスタートしました。
色鮮やかなふわふわの羊毛の中から好きな色の羊毛を選んで指に巻き洗剤をかけて、指のはらを使い手でコロコロ擦ることで羊毛が、一つの輪になって行くフェルト化していく面白さを体験した。子どもたちは、器用に輪を作り上げ「1人3つ作ったら、紐で繋げてオリジナルのネックレスに」という予定ではもの足りず5個以上作った子供もいました。
出来上がったネックレスを身に着けて満足の笑顔で、今年度の最終回を終えました。
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2月21日参加児童アンケートより
Ⅰ どれがよかった?(○を付ける)
1 ダンボールトンネルあそび!   7名
2 英語であそぼう!          6名
3 モザイク壁画をつくろう!     12名
4 たまごモザイク!         10名
5 あんどんをつくろう!       8名
6 粘土マグネット作り!       5名
7 英語であそぼう!クリスマス  9名
8 ぐるりんミニツリー作り!     9名
9 傘に絵を描いてみよう!     11名
10 フェルトネックレス作り!    25名

Ⅱむずかしかった?(○をつける)
・かんたん    14名
・ふつう     5名
・むずかしい    4名

Ⅲまた 参加したい?
・参加したい        23名
・ちょっと参加したい    2名
・あまり参加したくない  0名
・参加したくない          0名

「SOAT・中野小学校協働プロジェクト」活動の報告!

【中野小学校からSOATへの依頼までの経緯】
仙台市の小中学校では復興プロジェクトを実施しています。
その復興プロジェクトは、学校ごとできることから内容を決めて各校独自に取り組むことになっています。中野小学校では「蒲生再生のために自分たちにできることはないか」を代表委員会で話し合った結果、テーマを「蒲生干潟に自然を取り戻すための看板を作る」に決定。
●蒲生に立てる看板の言葉
「未来に残そう蒲生の自然(帰るとき少しでもごみをひろってください)」に決定。
●原画の募集には27人の応募があり、全校児童と職員が投票を行い4人の絵が選ばれその絵を基にしてこれから原画を描くことになりました。
●子ども達の思いから始まったプロジェクトなので、子どもたちの思いを大切にこれからも取り組んでいきたいと考えています。

【活動の報告】
1月29日(木)第1回打ち合わせ 15:30~17:00
・現在の小学5・6年生が中心となり思い出の蒲生干潟の風景を残したい。
・看板のようなものを想像しているが、どのように形にして残すのが良いかを検討中。
・製作をSOATに協力して欲しい。
・H27年3月で卒業予定の6学年生17名が在学中にデザインなどを完成させたい。

H27年2月5日(木)第2回活動 15:30~16:00
・SOATは、これまでの経緯を基に子どもたちの思いが出来るだけ長く多くの人に見て頂けるよう「ひかりフォトによる看板制作」と「モザイクタイルアートによる看板制作」2つの企画の提案。
・参加児童が「モザイクタイルアート制作」に決定した。
・3月卒業式までの作業は、下図の完成と素焼きのタイルに6年生が絵付けをして、本焼き迄を完成させる。
・H27年度の活動は、新6年生が引き継ぎ中心となり全校児童で「モザイクタイルアート」を完成させることにする。
・時間内での作業は、あらかじめ選出された4点の作品を基に120cm×90cmの画用紙に原画の下図を制作。
途中で時間となり続きは、次回開催予定日までに児童たちで進める事とした。

H27年2月18日(水)第3回活動 13:30~15:45
「タイルアートワークショップ実施」
講師:森 敏美(東北生活文化大学教授・SOAT作家)
SOAT:藤原久美子、佐藤晴香
内容:
・ぬる釉薬の使い方の説明では、焼き上がりの色と
塗るときの色の違いやタイルに色付け時の筆の使い方などの説明をみんな真剣に聞いてから作業の開始
・最初に実行委員が中心となり下図に描かれた鳥や魚、貝などのパーツを6年生17名が1パーツをづつ選びました。
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・本焼きを終了し3月6日(金)15:30にお届けいたしました。
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今年度の活動は、終了となります。

「SOAT・児童館協働プロジェクト・発表会」とうほく復興カレンダー放映のお知らせ!

発表会看板(縮小)
H26年度「SOAT・児童館協働プロジェクト」の活動が、Rise up Tohoku 東北復興カレンダーにて放映されました。
このことにより、これまでの活動を知らなかったみなさんや発表会場に来れなかった人にも活動を知っていただくことができました。

とりまとめ発表会
開催日:1月10日~12日
開催会場:せんだいメディアテーク

映像情報は、下記より
東北復興カレンダー2015年2月9日掲載

http://www.ari-tv.jp

ArtGalleryそあとの庭「記憶のかけら」親子展 開催のお知らせ!

ハガキ縦
開催:H27年2月19日(木)~3月3日(火)
数本奈智子さん、数本冴英佳さん、親子による共演をお楽しみに!
お母さんの奈智子さんは、宮城県芸術協会運営委員でもあります。
また、娘の冴英佳さんは、東北芸術工科大学で日本画を専攻している芸術家親子です。

2月22日(日)には、アートワークショップ「おひなさまを作ろう!」を開催いたします。
華やかな和紙が織りなす雅の「おひなさま」を一緒に作りましょう!
要予約、お早めに!!

つくろう!紫山、おひなさまを 099つくろう!紫山、おひなさまを 105おひなさま