10月2日福島県・講師育成講座ステップ②「針を使わない花びら巾着」

10月2日(火)
開催場所:川俣町壁沢団地 集会所
講師:秋葉さん、サポート:武藤さん、後藤さん、菅野さん、
SOATサポート:藤原・渡邊・千田 
布端材協賛:株式会社アクタス
協力:NPO法人みんぷく
視察参加2名(㈱アクタス)
住民参加者12名
13:00~準備、講師指導打ち合わせ
13:30~15:00 
ステップ②の講師秋葉さんは、はじめに全体の流れを説明してから針を使わない巾着作りを始めました。
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参加者の声
・手作りが出来てとても楽しかった。
・針を使うのは目が見えなかったりするのできないけれど、自分で出来たので良かった。
・針を使うことがなくで出来たのでとても楽しかった。手作りが大好きなのでもっとこんなことがあれば良いと思った。
・ボンドが剥がれてしまうか心配だったが出来上がってとっても嬉しい。メモを取ったので自分でも作ってみたい。
・発表会などあるが、見るばっかりで自分で作ったものを出すきっかけになれば良いと思った。
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15:00~15:30片付け・振り返りミーティング
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・年齢層が高いので準備を話し合いしながら作業を周りの糊付けまでと飾りのヨーヨーを作った。
・月2回の体操教室では5~6人の参加だったがいつもよりたくさんの参加者がいた。
・準備が大変だった分みんなが喜んで帰ったのでとても良かった。

COKOフェスタ2018 ふるさと村の秋まつり 「オリジナル金魚ねぷた作り」

開催日:2018年10月8日(月祝)
開催時間:午前10:00~12:00 午後13:00~15:00
開催場所:国営みちのく杜の湖畔公園 ふるさと村 月山山麓の家
参加者:37名
講師:SOAT 佐藤晴香、西村優衣子

青森県の「青森ねぶた祭」(弘前はねぷたまつり)で使われる小さな灯篭「金魚ねぷた」を、オリジナルデザインで作りました。
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本来は竹ひご(現在は針金)の骨組みに和紙を貼って、墨や絵の具で絵付けをして作りますが、今回は紙とペンを使っての制作です。
最初にあらかじめカットされた展開図を貼り合わせて多面体のボールを作り、そこに好きな絵柄を描いた尾ひれや目玉のパーツを付けて、好みの金魚を完成させていきます。
家族での参加が多く、多面体のボール作りや房飾り作りなど少し難しい作業は大人がサポートしながら協力して行い、コミュニケーションを取りながら楽しく取り組む姿が多く見られました。
形が出来たら中にLEDライトを吊るして完成です。
伝統的な模様に限らず、ハートや星などの可愛い柄やウインクしている表情など、個性的でユニークな金魚がたくさん出来上がりました。
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参加者からの声
「ねぶた祭を見に行ったけどその時は買わなかったので、今金魚ねぶたのお土産が出来て嬉しい。」
「うまく出来た。夜になったらまた光らせたい。」
「房飾りは難しかったけど、絵を描くのは楽しかった。」
「家族や先生にも見せたい!」
などの感想がありました。
作業工程が多かったため達成感もひとしおの様子で、出来上がった作品を手に下げながら笑顔でお持ち帰りし、終了となりました。

COKOフェスタ2018 ふるさと村の秋まつり 「こけし絵付け体験」

開催日:2018年10月7日(日)
開催時間:午前10:00~12:00 午後13:00~15:00
開催場所:国営みちのく杜の湖畔公園 ふるさと村 月山山麓の家
参加者:41名
講師:SOAT 佐藤晴香、西村優衣子

「こけし」は東北の各地に11系統が伝わる伝統工芸品です。宮城県は5系統の伝統こけしがあり、こけし発祥の地とも言われています。
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今回は白木のこけしにペンで好きな模様を描き、オリジナルの創作こけしを作りました。
見本を見ながら伝統的な模様を真似する方も居れば、眼鏡などの特徴を捉えて自分に似せて描いたり、好きな動物やキャラクターにするなど、それぞれ自由に絵付けを行います。
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家族での参加が多く、「こんなのどうかな?」「見て、こんな顔になった!」など作品を作りながら笑顔でのコミュニケーションも多く見られ、集中しながらも和やかな雰囲気で制作を楽しみました。
サイズは大、中、小の3種類があり好きな大きさを選んでもらいましたが、どのサイズでも「立体に描くのは難しい!」や「左右同じように描けない!」という声が聞かれました。
親子で参加したお母さんからは「思ったよりも手がぶれて上手く描けない。職人さんの凄さが分かった。」という感想もありました。
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苦労しながらも一生懸命描いた作品は、仕上がると一層愛着が湧いて見え、こけしを愛好するファンの気持ちが分かったような気がします。
お好みで金具を付けてストラップにして完成です。早速バッグに付けてお持ち帰りするお子さんもいました。
地域の伝統文化に楽しく触れる事ができた有意義な時間となりました。

COKOフェスタ2018 ふるさと村の秋まつり 「羊毛フェルトのさくらんぼブローチ」

開催日:2018年10月6日(土)
開催時間:午前10:00~12:00 午後13:00~15:00
開催場所:国営みちのく杜の湖畔公園 ふるさと村 月山山麓の家
参加者:19名
講師:SOAT 佐藤晴香、西村優衣子

ふわふわの羊毛を使って、山形県を代表する名産物「さくらんぼ」のブローチ作りを行いました。
モチーフが可愛らしいアクセサリーという事もあり参加者はほとんどが女性で、年齢は様々でした。
羊毛フェルトを扱うのが初めてという方も多く、小さなお子さんは「これは羊の毛だよ」と教えると目を丸くして驚いた様子も見せました。
始めに適量の羊毛を手に取り、洗剤を吹き掛け、お団子を作るように手でコロコロと丸めて小さなボールを作っていきます。
簡単なようで洗剤の量や力の加減が難しく、気を抜くとボールが割れたようにいびつな形になってしまう事もあるので、優しく丁寧に、時々仕上がりを確認しながら作業を行いました。
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グラデ―ジョン染めをした羊毛を使ったので、毛の色には微妙な変化があります。
2つの実を左右で違う色にしてみたり、ピンクとオレンジが混ざった色にしてみたり、参加者は自分の好きな色合いを組み合わせたさくらんぼ作りを楽しみました。
ボールが出来たら、穴を開けて紐を通し、ブローチ金具と葉っぱを付けて完成です。
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参加者からは
「可愛い仕上がりに満足です。」
「コロコロするのは楽しかったけど、綺麗な丸にするのは少し難しかった。」
「最初はふわふわだったものがこんな形に変わるなんて、羊毛と洗剤って不思議。」
「思い切って参加してみて良かった。いい思い出になった。」
などの感想が聞かれ、羊毛という素材の面白さに触れながら、それぞれお気に入りの作品を作ることが出来たようでした。

COKOフェスタ2018 ふるさと村の秋まつり 「ステンドグラス風ランタン作り」

開催日:2018年9月30日(日)
開催時間:午前10:00~12:00 午後13:00~15:00
開催場所:国営みちのく杜の湖畔公園 ふるさと村 本荘由利の家
参加者:11名
講師:SOAT 佐藤晴香、西村優衣子

秋田県にちなんだ絵柄入りのステンドグラス風のランタン作りを行いました。
ガラス瓶にはあらかじめスタッフが描いた立体的な黒い線の絵が描かれており、参加者はその線の中を塗り絵のように専用の絵の具で色を付けていきます。
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なまはげや秋田犬、ハタハタ、蕗など秋田を代表するもの、または季節感のあるモチーフが全部違った絵柄で描いてあり、参加者は「どれも捨てがたい!」「こっちの方が塗りやすそうだけど、そっちの方が可愛い、どうしよう?」など悩みながら好みの絵柄探しを楽しんでいました。
塗り絵作業では、塗ったばかりの箇所は乾いていないため触らないように、瓶の縁を持って面をくるくると回しながら次々と色を入れていきます。
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既成概念にとらわれずに好きな色で自由な感性で塗ってもらい、どれもカラフルで素敵な作品に仕上がりました。
親子で一緒に参加した方も多く、小さなお子さんは親御さんと協力しながら、コミュニケーションを楽しみながら取り組んでいました。
絵の具は乾燥すると透明色になり、完成したものに光を当ててみると「透明で綺麗!」「かわいい!」など喜びの声と笑顔が見られました。
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なまはげの作品を作ったお子さんは、「なまはげに(公園内イベント会場で)会えて嬉しかったから、その記念になって良かった。」
親子で参加のお母さんは「いろいろな色で塗れて楽しかった。」
そのお子さんは「曲がった面に書くのは難しかったけど、ちゃんと出来上がって良かった。」
などの感想がありました。
当日はあいにくの雨でしたが、室内で秋田に触れながら充実した創作の時間を楽しむことができたようでした。

H30年度児童館協働プロジェクト・坪沼自然探検WS/9月29日榴岡児童館

開催日時:9月29日10:00~16:00
場  所:坪沼八幡神社周辺
参加者数:児童26名 職員3名
講師:齋正弘
サポートSOAT:藤原久美子、渡邊廣一、佐藤晴香、西村優衣子

活動内容:
バスで到着した子どもたちを迎え、鳥居をくぐって裏参道の坂道を上った。上りながら「私、SOATの活動全部行ってるよ。」「私は2回目。」とこの活動を楽しみにしていたことを嬉しそうに話してくれた。
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社務所に到着し全員の探検準備が終わると、みんなで齋さんの元へ集まり、神様へ挨拶をした。ひとりの男の子が「みんな帽子とって。」と言うと、全員が帽子を取り静かに参拝をした。
午前中のメイン活動は稲刈りだった。石段を下りて川沿いにある神様の田んぼの前に集合した。5月に新田児童館の子どもたちが植えた苗が立派に育っていた。この日は榴岡児童館の子どもたちが神事に参加してから稲刈りを行った。
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神事の最中、子どもたちは真剣な面持ちで宮司さんの言葉を聴いていた。神事が終わると稲刈りが始まり、ひとりずつ鎌を持って田んぼの脇に並んだ。今か今かと畦道から前のめりになる子どもたちを農家さんはなだめながら丁寧に稲刈りの方法を教えてくださった。力を入れても切れなかった子も、しばらくすると鎌の扱いに慣れて、どんどん稲刈りが上達していった。
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虫やカエル、ザリガニを見つけて盛り上がる男子チームがいたが別の子が「やらないと終わらないよ。」と友達に声をかける場面もあった。「すごくうまくなったでしょ。」「大変だけど楽しいね。」と笑顔いっぱいで楽しみながら、稲刈りは無事に終了した。
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外で昼食を取った後、何人かの子どもたちは午後の活動より少し早めに畑の観察を行った。前回の観察日記にも参加した子どもは、慣れた様子でしっかりと観察が出来た様だった。前回参加時に「絵が下手で恥ずかしい。」と言っていた子が、意欲的に自信をもって取り組む様子もみたれた。白菜、大根、サツマイモの育ち具合を自分たちでしっかり観察し、お互いの絵を褒めあいながら観察日記を完成させた。
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午後の活動はヒノキ林で”倒れるぞー”が行なわれた。4年生が齋さんを手伝って木に縄を結び、ノコギリを使って切り込みを入れていった。他の子どもたちは木から繋がった長い縄を手に待ちきれない様子で「まだかなあ。」「引っ張れって言われたら引くんだよ。」と話ながら待っていた。
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齋さんから「引っ張れー。」という合図あると一斉に力いっぱい縄を引いた。倒す木の枝が他の木に引っかかり中々倒れなくなると「せーの。」と、みんなで声を合わせて縄を引いた。
木はなかなか倒れないので、「もう一回。せーの。」と、全員で力一杯綱を引くと、なんとヒノキは根っこから抜けた。
せっかくノコギリで切れ込みを入れたのだが、そこから倒れることはなかった。ヒノキは折れまいとして頑張り、子どもたちは倒そうと頑張った。なかなか迫力のある“倒れるぞー”だった。「倒れたー。」「やったー。」と子どもたちは自分たちの倒した木に駆け寄って早速、ノコギリ作業に挑戦した。
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”倒れるぞー”が無事に終わると、ヒノキ林の中でブランコや材木渡りなど、それぞれに自然体験を楽しんだ。
晴天ではなかったものの子どもたちが帰るまで雨は降らず、稲刈りや”倒れるぞー”など、普段体験できないことを通して子どもたちは感性や好奇心を膨らませることができた素敵な一日となった。
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9月27日宮城県石巻市・いきがいつくり「積木プロジェクト」1回目開催

9月27日(木)
開催時間:11:00~14:00
開催場所:こども∞感ぱにー黄金浜ちびっこあそび場
参加:地域住民16名(大人10名、子ども7名)
指導:SOAT 藤原久美子、渡邊廣一
東北生活文化大学教授 森敏美
協力:NPO法人こども∞感ぱにー
木端材協賛:株式会社アクタス、株式会社アカセ木工
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<活動の様子>
 世代を超えた交流と男性高齢者の参加を狙いつつ設定した積木プロジェクトの1回目を行いました。朝からの雨で、どれくらいの参加があるのか多少の不安の中、ワークショップはスタートしましたが、小さなお子さんに傘を差しながら6名のママたちと4名の高齢者が集合してくれました。 高齢者の方々は目の前のテーブルに用意された布やすりと木片を見るなり、挨拶もそこそこに木片を削り始めました。「軍手とマスクをしてください。」とお願いすると、「俺はマスクいらねぇ。息できなくなっから。」「私は軍手、片方でいいよ。」といった会話がスタートしました。
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参加していただいた高齢者の方につられるように若いママたちも積木削りに加わりました。いつの間にか、連れてきたお子さん達も見よう見まねで積木削りに参加していました。家に帰ればおじいさん、おばあさんの方々は気軽に初めて出会う子どもたちに声を掛けたり、ママたちとの会話に話が弾んだようです。
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いつの間にか話は震災時の状況や体験談になり、震災後この地に縁があってすむようになったママたちも地域の置かれた状況を知るきっかけができたようです。そういう意味でも今回の積木プロジェクトは世代を超えた、内容のある交流になったと思いました。 また、地域の方々とお昼ご飯を一緒にするというSOATとしては貴重な機会もありました。
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14:00~15:00 片付け、振り返りミーティング
・大雨の中でも参加者がいてくださり良かった。
・次回、開催告知のしかたの工夫が必要。
・地域の交流にはつながった。
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9月26日宮城県石巻市・講師育成講座ステップ②「針を使わないお買い物バッグ」

9月26日(水)
場所:石巻市北上保険医療センター「ひまわり」
講師:武山さん、伊勢さん、
指導サポート SOAT:藤原・渡邊・千田教子
布端材協賛:株式会社アクタス
参加者11名
9:00~10:00 
事前準備の確認(布の裁断と折線のアイロン掛けまで)
講座の進め方を確認
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10:00~11:30
講座の説明全員が完成させました。
アップリケなども用意したので飾り付も楽しそうに個性あふれる作品が出来上がっていた。
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参加者の声
・楽しい!テレビで見たことがあったので興味があったがのりのつけ方やアイロンの温度の加減が難しいことがわかった。
・家では出来上がらせることがなかなか出来なかったのでこのように完成して使えるものができることがとても嬉しかった。
・作りやすく準備もしてくれていたし、説明もわかりやすくとてもよかった。
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11:30~12:30片付け・反省会
講師がオリジナルで用意した持ち手順見本を利用して分かりやすく説明が出来た。
担当講師の声
・緊張しすぎてしまったが全員が出来上がってよかった。アップリケやフェルトでかざる作業の時間が多く取れたのでとても楽しんで作っていただけたようでよかった。準備は大変だったがやって良かった。

9月21日宮城県石巻市・講師育成講座ステップ②「針を使わないお買い物バッグ」

9月21日(金)
場所:渡波子育て支援センター
講師:新井さん・雁部さん サポート2名 職員2名
指導サポート SOAT:藤原・渡邊・千田教子
布端材協賛:株式会社アクタス
参加者11名
9:00~10:00 
事前準備の確認(布の裁断と折線のアイロン掛けまで)
講座の進め方を確認
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10:00~11:30「針を使わないお買い物バッグ作り」開催
講師から全体の進め方を説明。用意された材料の中からそれぞれの材料を選びオリジナルのお買い物バッグ作りを体験しました。
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子供と一緒に作ったりこ殿の様子を見ながら全員が自分で作り上げた。アップリケなども用意したので飾り付も楽しそうにした様子でした。また、アイロン以外はお子さんと一緒の作業を行ってもボンドで行う作業なので不安なく行っている様子でした。
脇のボンドの位置が間違ったりした方もいたがうまく補修して皆が使えるバックができ思い思いに使う様子も見られました。
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参加者の声
・準備をしっかりしていただいていたのでボンドの所からはじめれたので楽しく作ることができた。
・子供と一緒に作れる部分がありとてもよかった。
・ボンドで作れるのが楽しかった。
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11:30~12:30片付け・反省会
担当講師の声
・人に教えることが初めてだったので緊張しすぎてしまった。参加者のみんなに伝える難しさがわかった。
・うまく伝えられなかったところがあったが全員が出来上がってよかった。
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※次回開催準備の打ち合わせをして終了。