令和4年度9/2 福島県大熊町・アートワークショップ「思い出昭和館/出張美術館」開催

令和4年9月2日(金)13:30-15:00
実施場所:大熊町住民福祉センター貸会議室
参加者:住民 9名
講師:小野寺純一(画家)/SOAT

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
今回は画家の小野寺純一氏の絵画の展示と、同氏によるお話会を開催しました。

入り口に展示された絵画を見て「久しぶりに本物の絵を見た」「家族にも見せたいから写真を撮ってもいいですか?」と、楽しく興味深く絵画鑑賞を楽しみました。

鑑賞後は小野寺純一氏がストリーテラーとなり、昔懐かしい昭和のあれこれをテーマにお話会を開催しました。

懐かしい音楽を聴きながらうなずいたり、「そんなコマーシャルもあったね」「電話は隣の家に借りに行ったよ!」とご自身の経験と重ねて思い出話をされたり、終始和やかな会となりました。ありがとうございました。

以上

令和4年度9/2 福島県大熊町・お手伝いボランティア「ハロウィンのキャンドルライト」開催

令和4年9月2日(金)10:00-12:00
実施場所:大熊町住民福祉センター貸会議室
参加者:住民 8名
講師:藤原久美子(美術・造形作家)/SOAT
協力:株式会社アクタス

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
「お手伝いボランティア」では住民有志のみなさんとアートワークショップの事前準備を行います。今回は10月開催予定のハロウィンランプのキャンドルライトの下ごしらえをお願いしました。

講師が作業内容を説明した後、2班に分かれ班ごとに役割を決め作業を進めていきました。

自然とそれぞれに向く作業を担当し、お互いの作業を気遣い合いながらスムーズにした下ごしらえを進めることができました。「これくらいなら、また言ってね」と心強い感想も聞かれました。ありがとうございました。

以上

2022年度SOAT×児童館協働プロジェクト9/5 成田小学校児童クラブ訪問「砂場ワークショップ」

9月5日(月)13:30~15:30 
参加者:成田小学校児童クラブ児童13名(1年生) 職員6名
場所:成田3丁目第1公園砂場 
講師:齋正弘、サポート:SOAT3名

活動内容詳細:
 ほぼ定刻通り職員に引率されて公園に集合した。水筒を一カ所に集め終わると、齋じいのところに集合。

齋じいは成田が昔は山で、熊がいた話をして、砂場に熊の落とし穴を作ることにした。深さは1m程度といいながら1年女子の背の高さを指さした。その後、砂場にスコップで大きな円を2つ描いた。

子どもたちが掘る穴の大きさだった。子どもたちは自然に2グループに分かれて移植ごてで砂を掘った。途中からスコップで掘れる子はそうするよう齋じいから指示が出て、スコップで深い穴を掘る子どももいた。

活動時刻終了40分前になると子どもたちは掘ったあとにできた砂山に一斉にバケツで水を流した。水は川となり、池となった。

時々川が流れなくなると齋じいや子どもたちが流れの悪い部分を掘り返した。

池は茶色い泡だらけ。子どもたちは齋じいのそそのかしもあって、ほとんどの子どもが裸足になって池の感触を楽しんだ。

どろどろの泡を指につけて不思議そうな顔をする女子もいた。その後、砂場を元に戻すため、子どもたちは掘った穴に砂山の砂を戻し、活動は無事終了した。

2022年度SOAT×児童館協働プロジェクト9/3新田児童館「坪沼自然体験ワークショップ」

開催日時:2022年9月3日(土)10:00~15:30
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:新田児童館 児童18名(1,2,4年生)職員4名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名

活動内容詳細:
活動前は小雨、活動中はくもり、という日だった。先週に続き同じ児童館の子どもたちだった。1年生が半数を占めた。2,4年生でも坪沼八幡神社での活動は初めてという子どもたちが多かった。人数確認の後、神社の石段に向かった。途中の畦道で虫やカエルやコオロギがいてもあまり反応を示す子どもはいなかった。

石段前の鳥居のところで記念写真を撮り、子どもたちは一列になって元気に石段を登った。

今回の参加者は途中休むことなく、齋じいが待つ最後の石段まで一気に登り切った。境内脇で全員水分補給をしてから社務所と神楽殿グループに分かれ、探検の準備。その後、齋じいのところに集まった。

齋じいは坪沼八幡神社の歴史とバクの彫り物について説明し、鎮守の杜へと向かった。杜で齋じいは檜の赤ちゃんと大きな檜の樹齢について子どもたちの親の年齢に重ね合わせて説明した。大きな檜を前にして「何年くらい生きていると思う?」「100年!」「50年!」いろいろな答えが反応良く返ってきた。

いつものように齋じいは館跡へ向かった。館跡の看板周囲は夏草が生い茂り、子どもたちは背丈ほどの草をかき分けながら齋じいの立つ場所へ集まった。

齋じいは昔、敵がこの場所に攻めてきたがそれは天皇たちで、最初は天皇が負けたことやこの土地の本当の神様の話などを1年生にもわかるよう丁寧に話した。

大きな栗の木の裏にある、この土地の神様の社(やしろ)を見に行った。次に、子どもたちは空堀降りの体験をした。

ロープが子どもたちの手ではなかなか木に引っかからないのを見かねた職員が手伝い、ロープ掛けは無事完了。空堀はこのところの雨で滑りやすかったが、降りるのを怖がる子どもはいなかった。空堀を抜け、畦道を通り、炭焼きの場所を見ながら午後の活動場所である檜林を確認に向かった。

午後は前回倒した木の枝払いをノコギリを使って行った。ターザンロープでも遊んだが、なぜか男子に人気だった。ロープを握った手を離す子どもがいたが、10回以上も挑戦した。

友達が楽しそうにしているのを見て自分もやってみたいと高いところに上がるのだが「無理」と言って諦める子がいた。その子はそれを6回繰り返した。女子にはシーソーが人気だったが、木材が古くなっていたので、それを取り替える作業を子どもたちと一緒に行った。

新しいシーソーはお尻が痛くないと、好評だった。一本橋渡りを楽しむ子どももいたし、草むらでカエルを捕まえることに集中する子どももいた。みんな自分がやりたい遊びを見つけ、それぞれ創意工夫をしてのびのび楽しんだ。

きっとよい気分転換になったことだろう。子どもたちはもっと遊びたそうだったがあっという間に活動終了時刻になった。

子どもたちは帰り支度を終えると齋じいのところに集まり、挨拶を済ませ、いつものように赤い鳥居のある裏参道から元気にバスまで帰っていった。

館長が「楽しかった人?」と聞くと、全員が手を挙げて「楽しかった。また来たい!」と大きな声で答えた。

令和4年度 8/26 いしのまき雄勝町・ものつくりアートワークショップ「レザーのドリンクホルダーつくり」開催

令和4年8月26日(金)13:00~15:00
実施場所:雄勝中央公民館
参加者:住民6名、石巻市社会福祉協議会職員3名
講師:藤原久美子(美術・造形作家)/SOAT
協力:株式会社アクタス

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

雄勝中央公民館で2回目となる活動に「この前はとても楽しかったから、また来たよ」「誘ってもらってきたよ!」と、嬉しいご挨拶の言葉を頂きながらのスタートとなりました。

募集時に金槌を使う作業に不安のあった方も「社協さんが大丈夫だよって言ってくれたから」と安心して参加してくださいました。

このレザーのドリンクホルダー作りで参加者の皆さんは特に飾り付けを楽しんでくれます。

講師やスタッフに色や柄を相談したり、参加者同士で見せ合ったり、にぎやかで楽しい時間が過ぎていきました。

完成すると作品を肩からかけて、みんなで鑑賞会を行いました。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

令和4年度 8/25 いしのまき雄勝町・ものつくりアートワークショップ「レザーのドリンクホルダーつくり」開催

令和4年8月25日(木)13:00~15:00
実施場所:小島集会所
参加者:住民5名、石巻市社会福祉協議会職員3名
講師:藤原久美子(美術・造形作家)/SOAT
協力:株式会社アクタス

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

小島地区のみなさんと地区集会所でアートワークショップを開催しました。集会所での活動はコロナ禍の影響で少なくなっており、久しぶりとの事でした。

レザーの金具を打つ時には大きな音が出ますが、その音の大きさでみなさんびっくり!

その次の瞬間には大笑いと楽しく時間が進みました。力のいる作業は参加者同士でフォローをしてくださいました。

土台を飾るパーツ選びでは、それぞれの思う様々なテーマに沿った装飾を選んでいきます。先ほどまでの大きな音も声も静まり、黙々と創作を楽しみました。

終了後は「みんなで会うのは久しぶりだから」と、完成したドリンクフォルダーを肩に掛け、写真撮影会となりました。

このコロナ禍でも、私たちと一緒に「どうしたら出来るか」をお考え下さった石巻社協雄勝支所さん、多大なご理解とご協力を下さった小島地区会長、民生員のみなさま、ありがとうございました。

2022年度SOAT×児童館協働プロジェクト8/27新田児童館「坪沼自然体験ワークショップ」

開催日時:2022年8月27日(土)10:00~15:30
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:新田児童館児童17名(1,3年生)職員3名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名

活動内容詳細:
曇天の一日だったが、気温も湿度も高いという条件の中での活動となった。1年生が多く、坪沼八幡神社での活動が初めてという子どもたちが多かった。バスが到着すると子どもたちは元気にバスから降りてきた。

人数確認の後、神社の石段に向かった。途中の畦道で虫やカエルがいるといって喜ぶ子どももいれば、怖がる子どももいた。男子の中には虫に詳しい子どももいて、いろいろ説明を聞きながら歩くのが面白かった。

石段前の鳥居のところで記念写真を撮りおえると元気に石段を登り始めた。70段ほど登るとペースが落ちてきたが、齋じいが待つ最後の段まで登り切った。

全員水分補給をして、探検の準備を終えると齋じいのところに集まった。齋じいは坪沼八幡神社とバクの彫り物の説明を丁寧にし、鎮守の杜へと向かった。

杜で齋じいは檜の赤ちゃんと大きな檜の樹齢について触れた。その後、背丈より高い草藪の中を歩き、畑の脇を通り、館跡へ向かった。齋じいは昔、天皇と戦った話やこの土地の本当の神様の話などを1年生にもわかるよう丁寧に話した。

その後、隠されている土地の神様の石造りの家を見るために大きな栗の木の裏へ行った。見終わると今度は子どもたちは空堀降りの体験をした。ロープは3年生が桑の木に結んだ。最初はロープを木にうまく掛けられなかった。ロープの端を投げて引っかけるのだが、うまくいかない原因を考え、長めにロープを投げなければいけないことに気づき、無事成功した。

空堀はこのところの雨で滑りやすかったが、齋じいの降り方を見本に全員降りることができた。空堀を抜けると畦道に出て、畑や田んぼを見ながら午後の活動場所である檜林に向かった。今回は林に着いた時点で12時20分を過ぎていたので、早速昼食タイムとなった。

午後の活動があるので40分の昼食となった。午後は久しぶりの「倒れるぞー」の活動を行った。齋じいが檜に斧とノコギリで切れ目を入れ、子どもたちがノコギリでその木を切る体験をした。

齋じいの「ひっぱれー」を合図に子どもたち、職員総出でロープを引っ張った。1回で倒れることはなく、何度か挑戦してようやく檜を倒すことができた。子どもたちは大きな木が倒れるのを見て大喜びだった。

齋じいはノコギリの使い方を説明し、子どもたちは倒した檜の枝を切り始めた。

ノコギリより別のことをして遊びたい子どもたちはシーソーや木登り、ターザンロープで遊んだ。意外にも3年生は高いところが苦手で、1年生が上手に滑車で滑り落ちるのを見ていた。終了の時間が思ったより早く来た感じがした。

子どもたちはもっと遊びたそうだったがノコギリなどの後片付けをし、変える準備を済ませて朝は通らなかった裏参道から元気にバスまで帰っていった。「楽しかった?」と聞くと「楽しい。また来たい。」と全員から大きな声が帰ってきた。

令和4年度8/19 福島県富岡町・ものつくりアートワークショップ「山小屋つくり」開催

令和4年8月19日(金)10:00-11:30
実施場所:住民福祉センター(富岡町社会福祉協議会) 小ホール
参加者:住民11名
富岡町社会福祉協議会職員/2名
講師:藤原久美子(美術・造形作家) / SOAT 高橋、佐藤
協力:株式会社アクタス

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

自然物をふんだんに使って、山小屋の箱庭をつくりました。

創作は屋根の丸太貼りからスタート、早速みなさんの創意工夫にあふれ、屋根だけでも個性の光る作品に仕上がっていきます。

ご自分の自宅を模すかた、震災で津波にあった蔵を再現されるかた、住んでみたい別荘を作るかたなど、思い出や夢を描きながらみなさん思い思いの山小屋を創作しました。

〇アンケート結果から
・自由な発想での作業という点がよかった
・材料をきちんと準備していただいたので、すぐに組みたてられて自信につながったと思う。
・それぞれちがったパターンを見れて良かったです。など、

2022年度SOAT×児童館協働プロジェクト8/17 成田東小学校児童クラブ訪問「砂場ワークショップ」

8月17日(水)10:00~11:30
場所:成田東小学校砂場
参加者:成田東小学校児童クラブ児童21名(1~5年生) 職員4名
講師:齋正弘 サポート:SOAT3名

活動内容詳細:
前日までの天気予報は曇り、場合によっては小雨ということだったが、晴れた。気温が高いものの湿度が低く、時折吹く風が心地よい活動日となった。齋じいは砂場に集まった子どもたちを前に、熊の話から始めた。

「この辺りは昔、山で熊がいた。熊が落ちるような落とし穴を掘るとしたらどのくらいの大きさの穴が良いと思うか。」齋じいは子どもたちに訪ねることで熊の大きさを具体的に想像させた。子どもたちは動物園で見た熊を思い出しながら穴のサイズを当てずっぽうで答えていた。

齋じいがスコップで砂場に大きな円を描いた。そして穴をみんなで掘るよう話した。3・4年生は円に沿ってスコップで手際よく掘り始めた。

スコップのない子どもは全体の様子を見て円の内側、中央付近を移植ごてで掘り出した。前日までの雨で砂は湿っていたので重いはずだが、協力し合って大きな落とし穴を掘ることができた。子どもたちは穴を掘って出た砂を利用して何カ所か山を作った。

以前、砂場ワークショップに参加したことのある子どもは山の上から水を流すということを覚えていたので、山の頂上から水の流れる方向をどうするか、想像力を働かせながら溝を作った。それぞれの砂山にそれぞれのデザイン。子どもたちが思い思いに溝をデザインした作品群ともいえるものがいくつも砂場にできあがった。

「水を流すぞ。」という齋じいの声で一斉にジョウロを持って水場まで走って行った。ジョウロの水は勢いよく山の頂上から流れた。山はあっという間に水を吸い尽くし、麓まで流れなかった。水の勢いで山に予想外の穴ができると、また山のデザインをやり直したり、壊れないように溝の補強を始める子どももいた。

「水、水!」とあちこちから声がかかると子どもたちは急いで水をくみに水場へ。水場と砂場の往復が始まった。なかにはジョウロを2つ持つ子どもも現れた。どうやったら多くの水を届けることができるか、子どもたちなりの工夫なのだろう。

砂場にわずかだが水が溜まると、裸足になる子どもたちが現れた。「気持ちいい。」「気持ち悪い。」感想はいろいろ。だが裸足をやめる子はいなかった。ジョウロの水をかけてもらったり、流れてくる水に手をつけたりと水の感触遊びを楽しんだ。

活動終了時刻が近付くと、齋じいが砂場を元通りにするよう子どもたちに言った。

子どもたちはスコップの扱いもなれ、キビキビと砂場を元に戻して、活動を終了した。

2022・SOAT アートワークショップ「夏のジオラマつくり!」

開催日時:2022年8月14日(日)11:00~16:00
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口 屋外
参加者:9名
講師:はまちひろ(美術家)
サポート:SOAT佐藤

紙粘土を使った「夏のジオラマ作り」アートワークショップ開催は、
新型コロナウイルス対策として参加前の検温、手や道具の消毒、少人数ずつの受け入れ等を行いながら実施しました。

はじめに準備された紙粘土の赤、青、黄、白4色を混ぜ合わせて各自が使いたい色を自分で作るところからスタートしました。「緑色は…黄色と青だね。」「茶色はどうやったらできる?」それぞれに調色の見本表を見たり、はま先生に教わりながら色の作り方を学びました。

色粘土を混ぜ合わせて自分の使いたい色を作る作業では、柔らかい紙粘土の触り心地に「ふわふわで気持ちいい~」と癒されていました。

次に、夏のイメージで形を作り、透明な筒状の容器の中に入れていきます。未就学児でも粘土をこねて上手に造形することができていました。

参加者は、粘土の白色と水色をあえて混ぜ過ぎずにマーブル模様にして波模様を表現したり、ヘラを使って細かい模様を付ける工夫や仕上げに貝殻や葉っぱの飾りを付けたり、容器の外側にペンで模様を描いて完成させました。

それぞれの出来栄えを見ながら「粘土が楽しかった。」「貝殻とビー玉で真珠みたいにする所を工夫した。」「夏休みの宿題に学校に持っていく。」など、夏休みの楽しいひと時を過ごしてくれたようです。

2022年度SOAT×児童館協働プロジェクト8/8 新田児童館訪問「砂場ワークショップ」

8月8日(月)13:30~15:00 砂場ワークショップ実施
参加者:新田児童 館庭砂場 16名(3~5年生) 職員3名
講師:齋正弘、サポート:SOAT3名

活動内容詳細:
齋じいは館庭にダムつくりを活動の中心に据え、本日の内容を伝えた。
土を掘って壁を作り、その土壁に向けて水が流れるよう川を作る。川の水は壁に遮られ大きな池になる、というものだった。

子どもたちはスコップを手にして館庭を掘り始めた。齋じいがスコップの先で描いた線の部分に土を盛り、壁を作ろうと子どもたちは一所懸命に土を掘った。しばらくするとなんとなく壁の雰囲気ができてきた。

その土壁を見て齋じいが、近くにいた子に小石を集めて土の壁に入れ込むように言った。その子の様子を見ていると、土壁に小石を並べ始めた。城のようでかっこいいということだった。さっそく創意工夫する子どもが現れたなぁ、と思った。

水運びは女子が中心になり館庭の真ん中当たりからバケツで水を流し始めた。水は横に広がるがなかなかうまく土壁まで流れない。齋じいが土壁に向かって水が流れるようにするにはどうすれば良いか、実際に溝を掘りながら説明した。

子どもたちは流れの止まった部分に水を流すため、シャベル(移植ごて)で溝を掘った。その様子を見ていた他の男子もシャベルを手に新しい川を掘った。

バケツの水が次々館庭に流され、土壁にせき止められると大きな池ができた。

自分の島を作ろうと創造性を発揮する子ども、協力して水の流れやすい川作りに励む男子たち、泥水の池に更に深い穴を掘って落とし穴を作る女子たち、靴を泥だらけにして遊び始める子どもやバケツの水を体に掛けられて喜ぶ子どもなど、思い思いの方法で遊びを楽しんだ。

楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿を遠目に見ていた女子が活動終了間際になって、意を決し、裸足になって泥の池に入り、楽しそうに手まで浸けて遊ぶことができた。

雷鳴が聞こえだしたので安全を考え、若干早く活動は終了となった。

令和4年度8/5 福島県大熊町・ものつくりアートワークショップ「レザーのドリンクホルダーつくり」開催

令和4年8月5日(金)13:30~15:00
実施場所:大熊町住民福祉センター ホール
参加者:住民12名、大熊町社会福祉協議会職員1名 
講師:藤原久美子(美術・造形作家)/SOAT
協力:株式会社アクタス

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動の様子
約半年ぶりの開催でした。みなさまお変わりなくご参加下さり、本当にありがとうございました。
今回はレザーの端材を使った「ドリンクホルダー」を作りました。昨年度末に開催予定でしたが、コロナ禍により開催中止となっていました。

カシメと呼ばれる金具をレザーに挟めて金槌で叩いて留めていく作業からスタートしました。大きな音の出る作業に戸惑いも見えましたが、時には講師の声が聞こえないくらいの力強さで楽しくものつくりを進めていきました。

本体の製作が終わると飾り付けです。いろとりどりのレザーでドリンクホルダーを飾りました。

「これにお茶を入れてウォーキングに行くね」「今度孫に会ったら、取られちゃいそうだな!」と、お互いの作品をたのしく会話しながら鑑賞しました。