8/5新田児童館 訪問「舟を浮かべよう」

8月5日(水)13:00~15:00 「舟を浮かべよう」実施
参加者:新田児童館 児童71名、職員9名
指導:齋 正弘、サポート:SOAT 3名(藤原、佐藤,渡邊)

活動内容詳細:
いつの間にか齋じいの周りに人だかりができて竹の木っ端が浮かぶか,実験。浮かばない。職員がどこからか緩衝材の発泡ウレタンを持ってきた。それを細く切って先端をハサミでチョン,チョン。舟のできあがり。子どもたちもまねしてハサミでチョン,チョン。マジックで色を着けてマイボートのできあがり。
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 一方,庭の中央では太い竹を割って舟を流す樋作りが始まった。鉈(なた)で3,4メートルもある竹を高学年の児童が割り始めた。もちろん彼らにとっては初めての体験である。
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「鉈って,危ないよね。怖くないかな。」始めは恐る恐る鉈の背を金槌でたたいていたが竹は思うように割れてくれない。もっと怖い顔をしてたたくように齋じいからアドバイスがあった。しばらくするとパン!という音がした。「音聞こえたか?」「うん,聞こえた。」竹が割れると音がすることを話すともう一度音を聞きたくて先ほどの男子が真っ赤な顔でさらに鉈の背を叩き始めた。「○○くん,かっこいい。」近くで見ていた女子にそう声をかけられ,脇目も振らずひたすら竹割りに励んだ。「僕もやりたい。」「私もやりたい。」と竹割りが高学年には人気だった。
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 竹の節抜きを低学年が終えると竹製樋のセッティング。
用意したバケツに水をくんで端から流して,いよいよマイボートでの遊びが始まった。外気温は確実に30度超えの中での水遊びは楽しいようで水くみに忙しい子ども,うまく流れない部分の修理をする子ども,樋から流れる水を両手で受けて楽しそうにしている子ども。プールにためた水を掛け合う子ども,溜まった水を小さな入れ物で砂場に運んで遊ぶ子ども。竹切りに挑戦する子どもや切った竹で館長が作った竹馬で遊ぶ子どもなど,久しぶりに思いっきり遊んだ。
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いろいろな遊びの中で子どもたちに教えられたことが2つ。1つはプラスチックの樋である。ガムテープがうまくつかない部分があり,何度か貼ろうとしたがつかなかった。どうするのか見ていると「こうすれば?」といってガムテープを上に持ち上げ,樋に架かる橋に見立てた。
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2つめは見た目においしい泥団子の作り方である。これは1年生のとい君直伝である。みんなに教えたら,というと「いいよ。でもちゃんと名前もさ,出して。じゃないと僕が教えたことがわかんないでしょ。」というので名前を公開。

おいしい泥団子の作り方
泥を手早くクルクルって丸める。→乾いた砂をまわり(表面)につける。→さーとまわりをなでる。→ちょっと磨いてみる。→だめならもうちょっと乾いた砂をつけてみる。
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 熱中症が気になる天気だったが,子どもたちは全身汗まみれ,水まみれになりながら思いっきり遊び,ストレス発散できたようだ。
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7/28宮城県石巻市講師育成講座②「レザーの小物入れつくり」

講師育成講座STEP②第一回ワイワイ交流会「 レザーの小物入れつくり」
令和2年6月23日
時間:10:00~15:00 開催。
開催場所:宮城県石巻市営新渡波東集会所
対象者:地域住民15名
講師・指導:SOAT藤原、高橋
協力:石巻市渡波榎壇地区、石巻社会福祉協議会、渡波子育て支援センター
布素材協賛…株式会社アクタス

「わいわい交流会」について
・SOATの講師育成講座で、レザーの扱い方を学んだ榎壇区町内会のみなさんが講師となって、渡波地区に新しく造成されたさくら町3・4丁目町内会のみなさんに、レザーの小物入れをつくる交流会を開催しました。石巻社協さんと渡波子育て支援センターさん、SOATはサポーターとして参加しました。

第一回目の交流活動と言うこともあり、お互いに少し緊張した様子も感じられましたが、開催にあたってお互いに役割を持ち、「ものをつくる」共通の楽しみを共有していくことで、とても賑やかで楽しい時間を過ごすことが出来ました。
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〇榎壇区町内会のみなさん
・事前準備から当日の会場設営、司会などみなさんで役割分担され、とてもスムーズに開催されました。
・作り方を伝えるだけではなく、作業のコツや素材の選び方なども加えながら講座を進めていらっしゃいました。また参加された方の作業スピードに応じてサポートをしたり、苦手に感じた方を励ましたりなど、講師として素晴らしい活躍をされていました。
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〇さくら町3・4丁目のみなさん
・今回の榎壇区町内会からの「地域を超えた交流活動」の提案を快く受け入れて下さり、開催を心待ちにしていたとの声も聞こえました。
・ものづくりがお好きな方が多いとのことで、大変熱心に作品作りに取り組まれていました。
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〇ご協力いただいたみなさん
・石巻市社会福祉協議会さんには、榎壇区町内会とさくら町3・4丁目町内会のみなさんをおつなぎ頂き、参加の声掛けなどもご協力いただきました。今回は「初顔合わせ」の方々も多い中、それぞれがお話をしやすい活動しやすい場つくりをしていただきました。
・渡波子育て支援センターさんは、さくら町のみなさんの輪に入っていただきました。「地域と世代を超えた交流活動」の核となる集いの場として、子育て支援センターの雰囲気や地域のお話を通して交流をして頂くことが出来ました。
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〇振り返り
このわいわい交流会が継続され、参加された皆さんが活動の「軸」となって、渡波子育て支援センターでの世代間交流の機会に繋がることが期待できる会となりました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

7/31新田児童館 訪問「ペーパーモザイクアートワークショップ」

7月31日(金)14:00~16:10 
場所:新田児童館玄関前ポーチ
参加者:新田児童館 児童52名、職員2名
指導:渡邊廣一、サポート:SOAT 2名(藤原、佐藤)

活動内容詳細:
 予定では14時30分開始なのだが,14時には子どもたちが館内から続々と出てきた。もう終わりかな,と思うとそんなことはなく,その後もぽつぽつと出てきた。何が始まるのか期待している様子がマスク越しにも伝わってきた。「1年生は手を挙げて!」子どもたちの発するパワーに負けてはならないと大きな声で言うと集まった子どもたちの半分以上が手を挙げた。にぎやかにしている1年生にモザイクの良さを伝えるにはどうしたらよいか,手探りでモザイクの説明を始めた。「さぁ,目を閉じて。目の前には大きな白いビルの壁があるよ。そこに絵を描くとしたら何で描くかな。」「クーピー!絵の具!鉛筆!」1年生もいい線行くじゃないかと思っていた矢先,「画用紙!紙!ソフトクリーム!」と,なかなか期待を裏切らない答えも返ってきた。「クーピーや絵の具で描いたものが30年も40年も壊れないと思うか?」「じゃ,千年も壊れないもの?」
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「そうだね。堅いものじゃないと壊れるな。」「特殊塗料ならいい。ダイヤモンド!金!石!」とようやく石が出た。石でできたモザイク作品を見せ,触れさせた。「ほんとだ。堅い。」「えっ!ほんとに石?」といいながら触って驚く子どもたちの表情がよかった。「石でも絵描けるんだ。」と驚く子どももいた。その後ガラスのモザイク作品も見せると,熱心に触っていた。最後にタイルの作品を見せたが「きれい」という言葉が女の子から出た。子どもたちはなんとなくモザイク画というものはきれいで何かに貼ってるものだということを体験を通して知ることができたようである。
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 モザイクの説明が終わり,いよいよ自分たちでモザイク画に挑戦の時間が来た。貼り方のルールを説明し,1度練習をしてからゲーム形式で行った。3セットマッチで2セットまでは2年生以上の参加,3セット目はそれに1年生が加わった。
 スタート直後はなんとなく参加させられたという雰囲気の子どもたちもいたが,残り5分の声を聞いて頑張りだした。指令係はあまり大きな声で指示を出せなかったが,途中経過を聞いてハッスルしだした。「青2枚。早く!」「これとこの色」いつの間にか指示係がいろ紙の置いてある机のそばまで来たり,紙を貼って戻った子どもが自主的に伝令係になって順番を待つ子どもにいろ紙の指示を出したり。また,順番待ちの子どもが待てずにいろ紙の置いてある机まで出てきて次の色の紙を取ろうとしたり,効率的にやろうと思ったのか,勝手にいろ紙を同じ色ごとに分け始めたり。
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あまり積極的ではなった子どもたちも楽しさがわかると応援したり,走って紙を貼りに行ったりと積極的にゲームに参加した。途中で水分補給とトイレ休憩を挟んだが,その間にモザイク画の土台に集まって敵陣の進み具合や自分たちのできばえを確認する子どもたちがたくさんいた。
3セット目は1年生が加わったが,2年生以上の先輩がいろ紙を春場所や貼り方,糊の付け方など,親切丁寧に教える姿が印象的だった。
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「頑張って」という声援や手拍子に応え,走って貼りに行ったり,休憩時間に作戦を話し合ったり,どの子も楽しくモザイク張りゲームを楽しんだ様子が伝わってきた。今日はコロナ禍でじっと過ごす子どもたちにとってストレス発散の良い一日になったのではないか。

7/27 榴岡児童館 訪問「ペーパーモザイクアートワークショップ」

2020年度児童館協働プロジェクト ペーパーモザイクアートワークショップ 実施報告書
7月27日(月)14:00~16:20 
参加者:榴岡児童館児童 児童30名、職員3名
指導:渡邊廣一、サポート:SOAT 2名(藤原、佐藤)

活動内容詳細:
 活動時間間近になって雨が降り出し,一時はかなりのザーザー降りとなった。玄関脇にテントが2張り用意してあり,3蜜を避けるという配慮で雨でも外の活動となった。子供たちは全員マスク姿で児童館からテントめがけて元気にやってきた。用意したブルーシートに靴を脱いで座らせ,モザイクとはどんなものかという説明から活動が始まった。

 雨の音と玄関を出入りするひとの足音や声で説明がよく聞き取れない状況だったが,「壁に絵を描くとしたら何で描くかな?」最初の質問に一気に手が上がった。みんな話をよく聞いていた。「クレヨン!」「絵の具!」「筆!」「クーピー!」「鉛筆!」「じゃぁ,今日みたいに雨が降ったり,風が吹いたり,お日様にガンガン照らされたらどうなる?」「消える!」「鉛筆は案外消えないかも。」「じゃぁ,10年後も消えない?いつまでも消えないようにするにはどうする?」またたくさんの子供たちが手を挙げた。「石なら堅くて丈夫!」私が求めていた答えがとうとう子供の口から出た。「でも石で絵が描けると思う?」そう言いながら石を素材としたモザイク画を見せた。触っていいよ,と手渡すと子供たちは驚いたように触りはじめた。
「これ石?」「そうか,石を小さくすると貼れるのか」とモザイクに対する発見をした子がいた。タイルでできた花のモザイクを見せると子供たちは目を輝かせながら「きれい!」と答えてくれた。どの子もモザイクがどんなものかを心で感じ,理解した様子だった。
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 次はモザイク画の制作である。2チームに分かれ,指令係(高学年生)の指示で一人ずつ順番に色紙をマス目に貼っていくゲームとした。3セット行い勝負を決めるというもので1セット20分で行った。あと5分の声がかかるとそれぞれのチームから「頑張れ」の声援が飛び出した。残り10秒のカウントダウンを始めると子供たちが自主的に「10,9,8……」と言ったり,次の順番の子がまだかと言わんばかりにジリジリして待っていた。指令係は2セット目に入ると,いろいろ工夫を始めた。貼り方の順番や,土台の枠へどういう風に糊を塗ると早いかなど,勝つための方法をいろいろ考えたようだ。
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速さを競うゲームではあったが,ある発見があった。それはゲーム中,子供たちが下級生や友達を思いやる姿を何度も見たことである。貼り方の苦手な子には手を添えたり,必要な色紙をとってやったり,隣で貼り方を説明したり。
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この行動は3セット目に顕著に表れた。それまで参加していなかった1年生が加わったのである。コロナウイルスの影響で1年生と言っても学校生活はつい先月始まったばかりである。ある意味途方に暮れるしかない1年生に上級生が色紙貼りに一緒に参加して丁寧に教え始めたのだ。この素晴らしい行動はきっと今回参加した1年生も来年まねるのだろうと思うとうれしくなった。
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途中休憩の時に自然とモザイクの土台の前に来て自分たちが貼ったところを見たり,口々に楽しい,面白いと言っていたことも印象的だった。雨の中での活動だったが,子供たちはモザイクに触れ,貼って遊び,友達を思いやるという素晴らしい体験をしたようだった。

「ミニチュアハウス風鈴を作ろう!」

開催日時:2020年7月19日(日)11:00~16:00
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口 屋外
参加者:20名(大人7名(男性2名/女性5名)、子ども13名(男子2名、女子11名))/8組
指導:SOAT佐藤、サポート:大場舞

小さな家が乗ったユニークな風鈴作りを開催しました。
新型コロナウイルス対策として、参加前の検温、手や道具の消毒、座席の間隔を開ける、マスクの着用等を行いながらの実施となりました。
当日はお天気に恵まれ屋外テントでの開催だったため、偶然通りすがって参加を決められた方もいた。
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参加者はまず小さな家の模型にポスカや油性ペンで色を塗り、自由にデコレーションします。土台や飾りパーツにも好きな色を塗ったら、ボンドで貼り合わせて自分好みの家に仕立てていきます。
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大人も子どもも自分の世界に夢中で取り組んでいました。
海の上に浮かんでいる家、山小屋、屋根の上にベンチがある家など、それぞれに工夫し面白い作品が出来上がりました。
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中には緑色に塗ったティッシュペーパーを貼って草を表現するという、スタッフもびっくりのアイディアもありました。
完成して揺らしてみるとチリンチリンという涼しい音が鳴り、「出来た~!」「いい音!」と出来栄えに満足の様子でした。
参加者からは「いろんな色を塗るのが楽しかった。」「結構うまく出来た!」「風が通る所に飾りたいと思います。」などの感想が聞かれました。

7/17福島県富岡町サロン活動支援「オリジナル玄関マットつくり]

令和2年7月17日
時間:10:00~12:00 開催。
開催場所:福島県双葉郡富岡町社会福祉法人富岡町社会福祉協議会福祉センター 大ホール
対象者:地域住民17名
講師・指導:SOAT藤原、高橋、
協力:富岡町社会福祉協議会
素材協賛:株式会社アクタス

富岡町社会福祉協議会で行われた「ゆうゆう倶楽部」で、株式会社アクタスより提供いただいたカーペットなどのサンプル生地を組み合わせて「オリジナル玄関マットつくり」を行いました。

前日8名の住民の方に「お手伝いボランティア」にご協力いただき、その中からはワークショップに6名の方がご参加くださいました。前日の準備に併せて当日、初めて参加される方へのフォローや、ワークショップ後の清掃や後片付けまでご協力いただきました。本当にありがとうございました。
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ソーシャルディスタンスに配慮したワークショップを行うためには、住民さんを少人数のグループに分け、且つテーブル同士の距離を開ける必要があります。そのためには必然的にグループを担当する講師の数も多く必要となります。今回は、前日のお手伝いボランティアにご協力いただいた支援員の方にも講師としてご協力していただきました。ありがとうございました。
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「オリジナル玄関マット」は、正方形のサンプル生地を6枚組み合わせて作ります。色の組み合わせや素材の風合いを楽しみながらそれぞれ好きにデザインをしました。
出来上がり後はみんなで作品を並べて「鑑賞会」を行いました。お互いの作品を褒め合ったり、その合間にお話を楽しんだりされていました。笑顔でご参加くださりありがとうございました。
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7/16福島県富岡町サロン活動支援第1回「ものつくりワークショップお手伝いボランティア活動」

令和2年7月16日
時間:14:00~16:00 開催。
開催場所:福島県双葉郡富岡町社会福祉法人富岡町社会福祉協議会福祉センター 大ホール
対象者:地域住民10名
講師・指導:SOAT藤原、高橋、
協力:富岡町社会福祉協議会
素材協賛:株式会社アクタス

取り組み「お手伝いボランティア」の募集についいて
参加住民の皆さんに向けて、今後の事前準備をボランティアとしてお手伝い頂く活動。
支援員のみなさんにも呼び掛けていただき、事前準備もワークショップの一部として住民のみなさんと活動できるようして行きたいと考えています。
支援員のみなさんからお声掛けの活動をしていただき、当日は8名のボランティアのみなさんと2名の支援員のみなさんにお手伝いをしていただきました。
・ラグマット素材の仕分け
・滑り止めシートの切断
・道具の仕分け、設置
・会場の設営

ワークショップの予行演習
実際のワークショップの一連の流れをご覧いただき、当日のワークショップ運営のフォローをお願いしました。
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支援員さんにはラグマット作りを実践して戴き、当日の講師の補助をお願いいたしました。
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7/14 福島県郡山市第1回講師育成講座①「レザーの扱い方」

令和2年7月14日
時間:10:00~15:00 開催。
開催場所:福島県郡山市 県営富田団地集会所
対象者:支援員9名
講師・指導:SOAT藤原、高橋
協力:富岡町社会福祉協議会郡山支所
レザー素材協賛…株式会社アクタス

レザーを用いるものづくりについて講座を開催しました。
目新しい素材や技法を用いることで、男性の住民の方を含め、多くのみなさんに興味を持ってサロンに参加していただけることを期待しています。

レザーの扱い方の実践、オリジナル小物の制作
・穴の開け方や金具の止め方などの基礎を実践しました。その後、学んだ技法を用いてそれぞれにオリジナル小物をつくりました。
・SOATから幾つかの見本サンプルをご紹介しました。しかし見本サンプルを真似るだけではなく、学んだ技術を創意工夫し各々にオリジナル性の高い素晴らしい作品が出来あがりました。レザーを扱う事、自由度の高いオリジナルのものづくりを支援員の皆さん自身も楽しんだことで、自身の感じた楽しみを住民のみなさんにも伝えたいとの思い溢れる感想が聞かれました。
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ワークショップのプログラムつくり
・<個人ワーク>各々制作したオリジナル小物を実際にワークショップ(サロン活動)で行うことを想定したプログラムつくり
・<グループワーク>普段活動をしているぐグループに分かれ、それぞれのプログラムを紹介しあい、その中からグループとして行うワークショップを1つ決め、グループのプログラムつくり
・実際に活動しているグループのメンバーで、担当する住民さんを思い浮かべながらグループワークを進めました。
・グループの中では、それぞれに作品への思いや苦労した点を伝えたり、お互いの作品を褒め合うなど積極的に話し合いが行われました。
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プレゼンテーション
・グループワークのまとめについてプレゼンテーションを行いました。
聞き手はその内容について、実現度やアドバイスをアドバイスシートに記入しました。この結果はチームごとにまとめ、次回の講座で活かされます。
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アンケート
・今後、講師になるにあたっての不安や疑問、地域内での交流活の行い方や今後学んでみたいものづくりについてアンケートを記入していただきました。この結果を参考に、郡山支所のみなさんとSOATのこれからの取り組みについてお話をしていきます。

7/10 福島県いわき市第4回講師育成講座①「レザーの扱い方」

令和2年7月10日
時間:10:00~15:00 開催。
開催場所:福島県いわき市 富岡町社会福祉協議会いわき支所 多目的交流施設
対象者:支援員12名
富岡町社会福祉協議会いわき支所9名
富岡町生活復興支援センターいわき交流サロン3名
講師・指導:SOAT藤原、高橋、佐藤
協力:富岡町社会福祉協議会いわき支所
布素材協賛…株式会社アクタス

レザーの加工とレザーを用いた「ものづくり」
生活支援相談員のみなさんからの提案で「男性の住民の方を含め、多くのみなさんに興味を持ってサロンに来てもらえる工夫」の1つとして、素材にレザーを用いるワークショップについて、講師育成講座を行いました。
・レザー加工の基礎、基礎を応用した小物つくりを経て、それぞれに「オリジナルのレザー小物」をつくる実践を行いました。
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・個人の実践を基にチームが担当する住民のみなさんや、ワークショップを行う環境を具体的にをイメージしながらグループワークをすすめました。
・グループワークの結果をチーム双方でプレゼンテーションを行いました。
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所感
・レザー加工の基礎から応用までの一連を実践し、楽しさと難しさの双方を体験することで実際のサロン活動に取り入れるイメージが出来たようです。
・講座の中で、チームごとにスケジュールや役割分担を共有し見える化することで、実現度が高くなり即実践できるリソースになっているとの講座への感想も聞かれました。

7/7宮城県石巻市講師育成講座①「おさらい会 オリジナル時計/オリジナルランプシェード」

令和2年7月7日
時間:10:00~12:00 開催。
開催場所:宮城県石巻市渡波 榎壇会館
対象者:地域住民8名
講師・指導:SOAT藤原、高橋、佐藤
協力:石巻市渡波榎壇地区、石巻社会福祉協議会、渡波子育て支援センター
布素材協賛…株式会社アクタス

取り組みについて
・榎壇地区にお住いのみなさんを中心に、震災前からお住いのみなさんと震災後に移転されてきたみなさんの親睦、及び渡波子育て支援センターを核とした世代間交流の促進を目指しています。
・そのきっかけとして「わいわい交流会」と称したものづくりを手段とした活動を行います。SOATが昨年度行った講師育成講座での取り組みを活用することから、今回は講師育成講座の「おさらい会」として、技術の復習と活動についての意識合わせを行いました。
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オリジナル時計つくりのおさらいと布のランプシェードつくり

振り返り
〇本講座に参加された榎壇地区のみなさんが「わいわい交流会」を通して、さくら町のみなさんや子育て世代のみなさんに、ものつくりの楽しさを伝えたい、一緒に楽しみたいと思う気持ちを持っている様子を随所に感じることが出来ました。
〇参加者の皆さん同士で「どうやったら、わかりやすく伝えられるか」と話し合ったり、私たちにも具体的な質問を多くしてくださいました。
〇参加者の方の中には「ものづくりは好きだが、講師となるとハードルが高い」と感じている方もいらっしゃいました。しかし、事前準備や当日の会場のお世話、子守りのお手伝いなど会の運営がスムーズに行くような役割分担もされていました。

今後の取り組みについて
〇石巻市社協と渡波子育て支援センターがサポートを行い、榎壇地区とさくら町地区のみなさんのマッチングを本講座後に行ないます。その後、具体的な打ち合わせが地域のみなさん中心で行われます。

6/26福島県富岡町サロン活動支援「つまみ細工の桜ブローチ」つくり

令和2年6月26日
時間:9:30~12:00 開催。
開催場所:福島県双葉郡富岡町社会福祉法人富岡町社会福祉協議会福祉センター 大ホール
対象者:地域住民19名
講師・指導:千田教子(布パッチワーク・布小物作家)、SOAT藤原、高橋、
協力:富岡町社会福祉協議会

富岡町社会福祉協議会で行われた「ゆうゆう倶楽部」で行われた、ミニミニ運動会への参加と、物づくりワークショップの開催をいたしました。

ミニミニ運動会への参加
今年度の活動は今回が初回となることもあり、富岡町社会福祉協議会様にご配慮いただき、SOATのスタッフもミニミニ運動会に参加させていただきました。物づくりワークショップの前に住民のみなさんと交流が出来、たいへん良い雰囲気で活動を行うことが出来ました。

アートワークショップ「つまみ細工の桜ブローチ」つくり
前日に支援員の皆さんと準備・予行演習・打ち合わせを行いました。
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当日は、各テーブルに支援員の方がサポートについてくださり、講師の目が届きにくい部分のサポートをしてくださったことで、タイムスケジュール通りに進行することが出来ました。住民の方の満足度も高いように感じました。
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ブローチが出来上がった瞬間、参加者の皆さんがどなたも、とてもうれしいお顔をされていました。すぐに胸に飾って、住民の方同士で見せあったりしている姿が印象的でした。その姿を拝見し、ワークショップを開催する我々も満足感を得られるとても良い時間でした。
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今後の取り組み「お手伝いボランティア」の募集についいて
(1)ワークショップ後、参加住民の皆さんに向けて、今後の事前準備をボランティアとしてお手伝い頂きたい旨をご相談しました。
(2)支援員のみなさんにも呼び掛けていただき、事前準備もワークショップの一部として住民のみなさんと活動できるようして行きたいと考えています。

6/23宮城県石巻市講師育成講座①「おさらい会 レザーの応用」

講師育成講座STEP①「おさらい会 レザーの応用」
令和2年6月23日
時間:10:00~15:00 開催。
開催場所:宮城県石巻市渡波 榎壇会館
対象者:地域住民9名
講師・指導:SOAT藤原、高橋、佐藤、渡邊
協力:石巻市渡波榎壇地区、石巻社会福祉協議会、渡波子育て支援センター
布素材協賛…株式会社アクタス

参加者の様子
参加者同士で応援したり教え合う姿も多く見られました。また、オリジナル作品の実習では、それぞれに工夫やこだわりを持って学んでいました。楽しみながら学びを地域に伝えていきたいという話も聞かれた。
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研修の成果効果/今後期待できること
・お互いの作品を「褒め合う」鑑賞会では、具体的でポジティブな褒め言葉も多く聞かれ、今後の前向きな活動が期待される。
・次回7月7日、さくら町との「わいわい交流会」に向けたおさらい会と準備作業を行うことが参加者同士で話し合われました

令和2年度の活動について
(1)石巻市社協 西本さん、渡波子育て支援センター 後藤さんにもご参加いただき①今後のさくら町社協への働きかけ方 ②スケジュール について話し合いを行った。
(2)石巻市社協、渡波子育て支援センター、榎壇区町内会の3者を中心とする話し合いの場としたことで、地域による地域のための取り組みが行われていくことが期待される。
(3)石巻市社協を通して、榎壇区町内会とさくら町町内会のマッチングを行う。また、渡波子育て支援センターを介した「地域内と世代間の交流の場つくり、機会つくり」目指すことも確認された。