6/19 福島県いわき市第3回講師育成講座①「針と糸を使わない布の応用」

講師育成講座STEP①「針と糸を使わない布の応用」
令和2年6月19日
時間:10:00~15:00 開催。
開催場所:福島県いわき市 富岡町社会福祉協議会いわき支所 多目的交流施設
対象者:支援員10名
講師・指導:千田教子(布パッチワーク・布小物作家)、SOAT藤原、高橋、
協力:富岡町社会福祉協議会いわき支所
布素材協賛…株式会社アクタス

内容
前日の講座後に、本日の課題についてデザインをイメージしてきてほしい旨を伝えていました。当日、ほぼ全員がイメージだけでなくデザインや型紙の製作まで行っての参加となりました。業務に対する熱意や、本講座に対する期待を感じました。
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「針と糸を使わない布の応用」は、年代や性別を問わず多様な活動を行えることから、今回は多くの技法を学び実践することを目的としました。
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自身が担当する参加者をイメージしながら「どこまで事前準備を行うか」「テーマの設定」「当日の進め方」など、時間制限のあるサロン活動の中でいかに満足度の高いワークショップを行うか、それぞれ考えながら技法を学んでいました。

最後にワークシートを用いて、以下の3点について個人ワークを行いました。
①受講した技法を用いて、どんなワークショップが開催できるか
・季節に合わせたタペストリー/ランチョンマット、オリジナルエコバック、なべしき、暖簾 など
②開催にあたって課題、解決方法
・布を選ぶのに時間がかかる→テーマに縛りをつける 
・デザインが決まらない→参考となるサンプルを多く用意する 
・ボンドの量など道具の使い方→失敗例を先に示す など
③男性の参加を促す活動にするためのアイデア 
・共通のデザインを用いて「貼る」作業をメインとする 
・うちわなど季節感を実用性を兼ねたものづくり 
・お薬箱、リモコこン立て等身近な物 
・共同作品つくり など 

次回 7月10日 第4回講師育成講座「レザーの扱い方、応用」

6/18福島県いわき市 第2回講師育成講座①「オリジナル玄関マットつくり」

講師育成講座STEP①「オリジナル玄関マットつくり」
令和2年6月18日
時間:10:00~15:00 開催。
開催場所:福島県いわき市 富岡町社会福祉協議会いわき支所 多目的交流施設
対象者:支援員9名
講師・指導:千田教子(布パッチワーク・布小物作家)、SOAT藤原、高橋、
協力:富岡町社会福祉協議会いわき支所
布素材協賛…株式会社アクタス
内容
今年度、全9回開催、全職員が参加する。今回は2回目の開催。グループワークは実際に活動している2グループに分かれ行いました。
まずワークシートを用いて事前準備及びWSの組み立て方について、個人ワークとグループワークを行い、実際に活動しているチームに分かれ話し合いを行うことで、より現実的な課題と取り組み方が確認できました。
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実践①②では、班ごとに交代で「模擬アートワークショップ」を行いました。
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感想
・教える側の目線で参加者にしっかり教えなければならないこと、作品を持ち帰る満足、参加した充実感を満持ち帰ることができるように組み立てる事を学びました。
・参加者側の目線では自分で作ったことで「作る楽しみ」と「参加者側が感じる課題」(教え手の改善点)を経験しました。
・支援員同士がお互いにワークショップを行い合い、評価しあうことで支所全体の学びに繋がったと期待されます。

次回予定 6月19日(金)第三回 講師育成講座STEP①「針と糸を使わない布の応用」

6/2福島県いわき市 講師育成講座①「ペン立て・メガネ立てつくり」

講師育成講座STEP①「ペン立て・メガネ立て」
令和2年6月2日
時間:9:00~10:30 開催。
開催場所:福島県いわき市 富岡町社会福祉協議会いわき支所 多目的交流施設
対象者:支援員10名
講師・指導:SOAT藤原、高橋
協力:富岡町社会福祉協議会いわき支所
布素材協賛…株式会社アクタス

内容
布や紙芯の端材(㈱アクタス提供)を活用して開催しました。
事前に支援員のみなさんに「何が自分たちの活動に適しているのか」ヒアリングを行い参加住民のみなさんにとって「実用的な物」と言うニーズに応える形で「ペン立て・メガネ立て」を選択しました。
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感想
・参加住民のみなさんの顔や、ワークショップを行う環境を具体的に考えながら進めたことで、より現場で再現しやすい講座になったと感じています。
・支援員のみなさん自身も楽しんで制作できたことで参加住民にも体験して欲しいと感じて頂いたり、鑑賞会を行い「評価(褒められる)される」ことが次回のの参加意欲に繋がるなど、前向きな感想が多く聞きことが出来ました。

6/24 榴岡児童館 訪問砂場ワークショップ

6月24日(水)14:30~16:30 砂場ワークショップ実施
参加者:榴岡児童館児童 児童76名、職員8名
講師:齋正弘、サポート:SOAT 3名(藤原、渡邊、佐藤)

活動内容詳細:
 榴岡小学校校庭にある走り幅跳び用の砂場を中心にワークショップを行った。2時半になると豆粒のように小さな1年生たちが校舎から転がるように出てきた。わ~、と理由もなく声を上げて走り出す子、差した傘をぶんぶん振り回してキノコのように傘の表面をひっくり返して遊ぶ子など、色々いた。みんな元気な様子だった。
 3時近くになり、支度を終えた子どもたちが齋ジイの下に集まった。「今日は黒い枠(砂場の枠)がどこまであるか確かめてみよう。そのあとイノシシが入る落とし穴を掘ろう」と齋ジイが説明した。
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子どもたちは手に手に移植ごてやひしゃく、お玉など、用意された道具を使って掘り始めた。
 移植ごてを使うのが初めてなのか、背の部分を上にして掘る子ども、脇の部分を地面に当て、砂をそぐようにすくう子、手前に引くようにして掘る子どももいた。そうこうしているうちに「あっ、壁!」「ほんとだ。」と言って自分も砂場の壁が見たくて必死に掘り始める子どもたち。「あった!」「見えた、見えた!」と満足そうだった。
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築山近くの砂場を掘っていた子どもたちが変なものを発見した。黒くて固くて細長い、紐のようなものだった。「それ、なんだかわかる?」と聞くと、まったく見当がつかない様子だった。「目の前にある大きなケヤキの根っこだよ。」と教えると驚いたのか、黒い紐と大きなケヤキを見比べ始めた。その場にいた子どもたちは大きな発見と不思議な体験を同時にしたに違いない。
 子どもたちが砂場堀りを進める内に面白い行動を取ることに気づいた。移植ごてからお玉やひしゃくに交換する子どもたちが多くいたことである。交換しにきた子どもたちを見ていると使い方がわからないのではなく、細い場所を掘るために交換しに来たのだった。1年生でこういう行動を取るのはこれまでほとんど見たことがなかった。
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掘られた砂はいつの間にか砂場の外に山となった。それに気づいた子どもたちが手で押し固め、しっかりした山を作り、穴を掘ってトンネルを作った。トンネルから出た砂を今度は丸めて泥団子を作り出す子が現れた。誰から指示されることもなく、いわば残土のリサイクル遊びを始めたのだ。こういう柔らかな発想を子どもたちは持っている。素晴らしい。
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 今回は掘った砂を校舎脇の砂場へと手作りモッコで運ぶ遊びもやった。力仕事となるとなぜか女子が集まる。特に2年生の女子は1年生の女子を従え、楽しそうに何度も砂運びを行った。終了時刻が近づき、声を掛けてもまだやめたくない、という子どもが多かった。ほんの1時間かそこらの活動だったが、十分楽しめたようだ。
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コロナウイルスの影響で子どもたちも自粛が続いた。児童館の今年初めての自由遊びが彼らにとってどんなによい息抜きとなったことか、想像に難くない。

6/10 新田児童館 訪問砂場ワークショップ

14:00~16:00 砂場ワークショップ実施
参加者:新田児童館児童 児童75名、職員8名
講師:齋正弘、サポート:SOAT 3名(藤原、渡邊、佐藤)

活動内容:
先に学校から帰ってきた1年生は素早く着替えを済ませ、庭にいる齋じいのもとに集まった。「砂場の底って見た事あるか?」と聞かれた子ども達は、見た事のない砂場の底に想いをめぐらせ、早くも齋さんの活動に引き込まれていた。みんなで庭の中央に集まり、一人1つの移植ごてを持ち一心不乱に穴を掘り進めたが、思いの外すぐに固い層に突き当たった。そこで次は「もっこ」を作り、掘り出した砂を砂場の囲いのあるスペースへ運ぶことにした。
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ブルーシートを紐で結んで袋状になったところに砂を入れ、竹を通して数人で持ち上げる。砂の重さによろけ、半分引きずりながらも仲間と協力して目的地まで一生懸命に運んでいた。
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途中から2年生以上の児童も参加した。側溝に溜まった砂も掘って運び、いつの間にか砂場スペースは十分に遊べるほど砂の量が増えていた。次第に友達同士で集まり、「こっちに新しく大きな穴を掘ろう」「砂風呂しよう」と新しい遊びが生まれ始めた。
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そこに齋さんがこんな事もできるぞ、と子ども達と一緒になり手やひざを汚しながら遊んでみせる。すると子ども達はそれを真似したり、そこからまた思い付いた遊びを続けていき、どんどん色々な活動が展開された。庭の斜面を利用して、高い所から水を流して川を作ったり、砂を掘りながら水路を広げたり。さらに所々に湿った砂を固めてトンネルや堤防を作り、庭には巨大な造形物が出来上がった。
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最後は子どもという名の怪獣が現れたという設定で、作った造形物を大胆に壊し、穴を埋めて元の状態に戻して活動は終了。しかしよほど楽しかったのか、遊び足りずに名残惜しくしばらく砂や泥から離れようとしない子どもも多かった。
その様子を見た職員からは「しばらく(コロナ禍で)大人数で思い切り遊ぶ事ができなかったから、今日はとても良かった。子ども達も満足した顔をしていた。」との声をいただいた。
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新型コロナウイルス対策として、希望者のみの参加、活動の開始前の検温、マスクの着用、できるだけ隣の人と距離を開けるように呼び掛けるなどの対策を行った。
また暑い日差しの中での活動だったため、熱中症対策として数十分ごとにホースでミストを出す、適度な休憩を促す、各自の体調に合わせてマスクを着脱してもらうようにした。
職員は午前の勉強会を経て、全体に目を配りしながら子ども達のやりたい事を自由にやらせ、子ども達が相談してきた時にはアドバイスをし、危ない行動や友達とのトラブルが発生しそうになった場合には中に入ってサポートする形で活動を見守った。

「陶器風・ネコのアクセサリー作り」

開催日:2020年6月7日(日)
開催時間:11:00~14:30
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口 屋外
参加者:20名(大人10名(男性4名/女性6名)、子ども10名(男子3名、女子7名))/7組
指導:SOAT髙橋、佐藤

制作の流れ
UVレジンを使って陶器のような見た目に仕上げる、ネコのアクセサリー作りを行いました。
あらかじめ石粉粘土でネコの形に抜いた土台に、ペンで模様を描き込んでいきます。
色塗りが終わったら作品の表面にレジン液を塗り、UVライトを当てて硬化させ、ツヤを出します。
最後にストラップかブローチの金具を取り付けて完成です。
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参加者の様子
参加者は、カラフルな色で塗ったり飼い猫の写真を見ながら同じ模様を描いたり、それぞれ自由にお好みのネコを描いて楽しみました。
硬化する様子を見守りながら、出来上がりまでのあと30秒を親子で一緒に数える姿にはほっこりしました。
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「やった~、出来た!」「自分で作ったけど、かわいい!」と作品の出来栄えに喜びの声がたくさんあがり、さっそく服や携帯に付ける方もいました。

14時過ぎには定員に達し、予定より早く終了となりました。

「ひなまつりのポップアップカード作り」

開催日:2020年3月1日(日)
開催時間:11:00~16:00
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口
指導:SOAT藤原、佐藤

カードを開くと中の絵柄が立体的に起き上がる、ひなまつり向けのポップアップカード作りを行いました。
新型コロナウイルス対策の影響により、一般のお客様のご来場はありませんでした。

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「SOATにじいろぱれっと・心の復興」事業 東京発表会 開催報告

2月15日(土)~26日(水)日経本社ビル2階ギャラリー「日を数える記憶する風景/小岩勉写真展示」
2月26日(水)講演会開催 会場:日経ホール6階 セミナールーム2
13:00~20:00  開場
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14:00~15:30 講演会 昼の部
18:00~19:30  講演会 夜の部 
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実績 来場者 20名
開催を終えて
・新型コロナウイルスの影響が大きく、予定されていた官公庁や企業などの来場が軒並みキャンセルとなった。アルバイトによるビル内での会場案内も、人の集まる場所を避ける傾向がつよく、当日の来場者の勧誘も難しかった。
・講演会については、現在も被災地で活動を行っている方々と共に、「今の被災地」と伝えたいという目的に向け、十分な準備をして臨むことができた。入場者こそ少なかったものの、聞く姿勢や眼差し、またアンケート結果からも十分に果たせたと考えている。
アンケート結果(一部抜粋)
〇東日本大震災の風化防止のために私たち若い世代(今22歳、震災時は中学一年生でした)が能動的に取り組みに参加したり、当時や現在の被災地について、同じ世代に広めていかなくてはならないと思いました。これから私自身も復興支援の活動に参加したり周りも巻き込んでいきたいと思います。
〇このテーマは福島だけの問題ではなく、いまの時代が抱える問題ですね。メディアの人間として「風化」は耳が痛いですが我がこととして考えていきます。
〇「故郷に帰りたい」と言う意思に共感が低かったのだが、今回の講話を聴いて「帰りたいと思うのは普通のことだ」と言う言葉が印象に残った。展示の写真をもう一度見直そうと思いました。
〇東日本大震災について、被災した知人もいるものの、何か嫌なことを思い出させてしまうのではないかと思ったりして、あまり話を聞く機会が無かったので、講演会で実際に今、被災地と関わっていいる方のお話しを聞けて、被災地を知る良い機会になりました。
〇東日本大震災について、被災した知人もいるものの、何か嫌なことを思い出させてしまうのではないかと思ったりして、あまり話を聞く機会が無かったので、講演会で実際に今、被災地と関わっていいる方のお話しを聞けて、被災地を知る良い機会になりました。 他

以上

「ねんどで作ろう!デコスイーツ・ストラップ」

開催日:2020年2月9日(日)
開催時間:11:00~16:00
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口
参加者:8名(大人2名、子ども6名)
指導: SOAT佐藤、石森

樹脂粘土を使って、本物そっくりのマカロンやクッキーのストラップ作りを行いました。
粘土の基本の扱い方を押さえながら、まずはそれぞれに作りたいスイーツの色作りからスタート。
何色と何色を混ぜると欲しい色になるのか、基本の白色、赤色、青色、黄色を少しずつ混ぜていきます。
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粘土のしっとりと柔らかい感触に癒されながら、実験のように楽しく好みの色を作っていました。
その後、粘土を平らに伸ばす、型で抜く、爪楊枝でひっかくなどの細工をしてマカロンやクッキーの形に整えます。
ビーズの飾りやストラップ金具もスイーツに合う色を選ぶなど、じっくりとこだわりながら自分らしい作品作りに取り組んでいました。仕上げは細かい作業もありましたが、未就学児のお子さんも、普段もの作りをしないお母さんも、集中して上手に作り上げる事ができました。
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出来上がると「かわいい~!」「本物みたいで食べちゃいそう。」と出来栄えに大満足の様子。
「楽しかった!」「来月も来たい。」という声もいただき、好評のうちに終了いたしました
前回参加した親子が今回はお友達も連れて来てくださり、少しずつ活動が広がってきているように感じます。
学校などで紙粘土を使った事はあっても、樹脂粘土は初めて使うという方がほとんどでした。

かまくらまつり2020「スノードーム作り」 (2/1 ・2/11)

開催日:2020年2月1日(土)、11日(火祝)
開催時間:午前10:00~12:00 午後13:00~15:00
開催場所:国営みちのく杜の湖畔公園 多目的ホールふるふる
参加者:2/1…23名、2/11…45名、合計68名
講師:SOAT藤原、渡邊、佐藤、石森

小瓶の中にオリジナルの雪景色を作る「スノードーム作り」を行いました。
お子さんの参加が大半でしたが、子どものサポートをしながら一緒に楽しむ親御さんや、自分の作品を作る大人の方も多く、世代を超えて人気のあるもの作りでした。
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最初に土台を「雪だるま」「かまくら」「フィギュア」の3種類から選び、そこにペンで絵を描いたり造花を刺したり、自由に飾り付けをしていきます。
プラ板やビーズなど色々な材料を使い、それぞれに工夫を凝らした面白い飾り付けがたくさん見られました。
中には、思い通りの仕上がりにならず泣いてしまった娘さんのために作品の修正に奮闘するお父さんや、「お兄ちゃんにプレゼントするんだ。」と剣道の竹刀を持たせて眼鏡をかけた雪だるまを一生懸命作る弟さんなど、ほっこりする場面もたくさんありました。
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瓶の中に液体を作り、ラメやビーズを入れ、蓋を閉めれば完成です。
出来上がった作品を見て、「わ~、きれい!」「すごい!」と大人も子どもも目を輝かせて喜びました。

参加者からの感想
「楽しかった。」
「キレイに出来た。細かく貼るところは難しかった。」
「こうやって作るんだ~と思った。意外と簡単に出来た。」
「作ってみたかったので、できて良かった。」など。

親子でコミュニケーションを取りながら楽しく参加でき、作品の出来栄えも良く、皆さん笑顔で作品をお持ち帰りして終了となりました。今年は暖冬の影響で雪の少ない日が続いていましたが、今回作ったスノードームで少しでも冬の雰囲気を楽しんでもらえたら嬉しいですね。

第3回 東日本大震災パネルづくり開催の報告

開催:2020年2月2日(日)14:00~15:30
住民参加者:8名 / 男4名、女4名
福島大学災害ボランティアセンター:学生2名
新地町職員:7名
SOATスタッフ:4名

第3回目の目的
「完成したパネルをどの枠に入れるかが決まり、みんなで実際に入れる」

内容
・過去2回ワークショップの目的と内容を説明
・2回目の話し合いを元に製作された15枚のパネルから、今回展示する10枚を選ぶ
・参加者が枠に設置する
・「震災パネルを通して伝えたいこと、後世に残したい震災の経験」について意見交換会
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東日本大震災パネルの製作と設置を終えて
・みなさん真剣にパネルを選んでいらっしゃいました。過去2回のワークショップで「どんな内容にするか」、「何をパネルにするのか」「その写真や記事は何にするか」など、一からみなさん自身で作り上げたことが、パネルへの思いに繋がっていると感じました。
・主に「津波の発生」と「避難所生活」についてのパネルに共感される方が多かったです。また、地元消防団の活躍や自衛隊の支援を紹介するパネルを見て、当時の感謝の思いをかたる方もいらっしゃいました。
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設置後の意見交換会で交わされた意見
・地震が来た時に、津波の写真を撮りに行ったり様子を見に行く人がいるが、まずは逃げてほしい
・避難所での生活が印象深く、みんなで助け合う団結力が生まれました
・震災のことは伝え続けられなければならない、伝えなければならないと言う思いと、もう忘れてしまいたいという思いで葛藤することがある
・震災の時にはまだ子供だったが、自分の経験を伝えることでこれから災害で傷つく人や苦しむ人を減らしたい。
・このように震災を語る機会があればまた参加したい。
・震災の経験をきっかけに、ボランティア活動を始めた。
・震災のことを知っていても、経験をしていない人も増えている、当時のことを振り返り「どう行動したか」を残すことも大切だと思う。
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「ちょろちょろねずみのレース」

開催日:2020年1月26日(日)
開催時間:11:00~16:00
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口
参加者:3名
指導: SOAT佐藤、石森

今年の干支にちなんで、ねずみ型の動くおもちゃを作って遊ぶワークショップを開催しました。
最初に土台となる紙皿に飾り付けをして、ねずみの体を作ります。
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ペンで好きな色を塗ったり、色画用紙を切り貼りして耳や鼻を作ったり、それぞれ自由にデコレーションを楽しみました。
未就学児のお子さんも上手にハサミやテープを使い、見本を見ながらもオリジナルのアイディアを取り入れ、とても可愛いねずみを仕上げていました。
「この子は青いから、あおちゃん。」「じゃあこの子は水色のみづちゃんにする。」など作品に名前を付け、愛着もひとしおです。
動く仕掛けには輪ゴムを使い、難しいところは親子で協力しながら作りました。
シンプルな構造なので仕掛けはすぐに出来ましたが、試しに一度走らせてみて、微調整。
輪ゴムの角度を変えたり、テープを巻いたり、何度か試行錯誤をすることで最初よりもスムーズに走るようになりました。
最後は画用紙で作った三角形の筒を床に並べてスタートとゴールを作り、そのコースを走らせてみんなで競争して遊びました。
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参加者からは「楽しかった。」「家でもコースを作って走らせてみよう。」「来月も来たい。」等の感想をいただき、頑張って作った作品を大事にお持ち帰りして終了となりました。