令和7年度5/15福島県富岡町 心の復興助成事業お手伝いボランティア「7月アートワークショップ事前準備」開催

令和7年 5月15日(木)13:30-15:30
実施場所:富岡町総合福祉センター
参加者:8名
講師:千田教子(布小物・パッチワーク作家)
協力:社会福祉法人富岡町社会福祉協議会、株式会社アクタス

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
7月のアートワークショップで作るメッシュワークバッグの事前準備を行いました。

住民さんの皆さんからも活発な意見があり、講師の千田さんとサイズや作業工程を話し合いました。

開催までに自主的に活動を行うことも決まり、富岡町ボランティアセンターとしても活動が活発化していくことが期待されています。

ご協力くださりありがとうございました。

令和7年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 5/23「職員研修」開催

実施日時:5月23日(金)9:30~13:15
参加者:榴岡児童館 館長 榴岡児童館職員5名 新田児童館職員16名
SOAT 2名/藤原・渡邊

研修会内容:次の3つのパートで構成した研修会を行った。

1.榴岡児童館館長 & SOAT理事長による対談

2.SOAT渡邊による講義

講義内容は資料に従い、以下の3点で構成
(1)SOATの活動の正しい理解
(2)支援の必要な子どもについての理解
(3)指導上のQ&A

3.榴岡児童館職員2名による対談
職場の同僚という目線で坪沼での活動を例に具体的な話が展開された。

2025・SOAT のアートワークショップ「お花のミニバスケットつくり」開催

開催日時:2025年5月18日(日)11:00~16:00
開催場所:tbcハウジングステーション仙台駅東口
参加者:20名
講師:イトウモモカ(造形作家)
サポート:SOAT佐藤、髙橋明日香

色とりどりの綺麗なお花が咲く会場で、華やかなバスケット飾りを作るワークショップを開催しました。

ミニバスケットの中にスポンジと緩衝材を入れ、そこに造花や手作りの動物型ピックを自由に挿してアレンジメントを楽しみます。
動物型ピックにはカラーペンで好きな色を塗ったり、顔を描いたりして可愛くデコレーションしました。

使う素材は好きな色のものを選んで組み合わせる事ができ、より自分好みにカスタマイズできるところも好評で、カラフルで素敵なバスケット飾りの出来ばえににっこり笑顔がほころびました。

参加者からの感想
「楽しかったです。」「可愛くできた。」「大人も楽しい。もっと色々やってみたくなる。」「可愛くて、愛着が湧く。」など

令和7年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 5/17 榴岡児童館「坪沼自然体験ワークショップ」開催

開催日時:2025年5月17日(土)10:30~15:30
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童22名(3、4年生)職員5名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
虎尾裕(宮城教育大学名誉教授)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
朝からの雨と青葉まつりが重なり、道路が渋滞したため、バスの到着が30分遅れた。

ザーザー雨が降る中、カエルや虫探しに熱中している。「ゆっくりいこう。落ち着いて虫探しできるから。」と雨をものともしない態度だった。

都会にもまだこういうタイプの子がいたのだ、と感心してしまった。午前中の予定を変更し、早お昼にして12時過ぎから活動開始とした。
昼食後は鎮守の森、根添館から空堀下り、田の畦道から檜林へと子どもたちの活動は進んだ。

森を早々と抜けてしまい齋じいのところに慌てて戻ったり、用水路でアメンボウを探して喜んだり、雨の中でもかなりの活動量だった。

檜林ではブランコやシーソー、ターザンロープなど好きな遊びを見つけて遊んだ。

ノコギリで竹を切り弓矢作りを齋じいと一緒になって楽しむ子どももいた。竹の棒でチャンバラしたり、木の皮をむいたり、なにかしら見つけ、常に体を動かしている子どもたちだった。


リピーターの子どもが多く、どんな遊びをするか、坪沼に来る前から考えていたようで、天気は悪かったが十分楽しんだようだ。

令和7年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 5/10 新田児童館「坪沼自然体験ワークショップ/サツマイモの苗植え」開催

開催日時:2025年5月10日(土)10:00~15:30
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:新田児童館 児童14名(2、3、4、5、6年生)職員5名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
虎尾裕(宮城教育大学名誉教授)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
 今年第1回目の坪沼八幡神社探検ワークショップは小雨の中始まった。
長靴にレインコートという姿でバスから元気に降り立った子どもたちは畦道の草が濡れていたので、坪沼八幡神社の石段ではなく、下草の生えていない旧参道を歩くことにした。社務所に到着すると着替えを済ませ、齋じいのところへ集合した。

神様への挨拶、バクの彫物の説明、鎮守の森の探検へと子どもたちのワークショップは進んでいった。森の中ではでキノコや檜の赤ちゃんの説明を子どもたちは熱心に聞いた。

森を抜けると今度は農家さんが笑顔で畑で待っていてくれた。今日はサツマイモの苗を植える活動があった。

「竹の棒を土に斜めに刺して穴を開け、そこに苗を入れ、穴に土をかぶせる」という説明をどの子もしっかり聞いていた。
雨で湿った土を素手で触れる子どもがいなかったのは残念な気もした。

その後は齋じいが根添館跡の説明と空堀下りを行った。藪の急坂を子どもたちは真剣に登りきった。「ここ滑るから気をつけて」「この木を持つといいよ」「そっちよりこっちが登りやすいよ」などと先輩や同級生が互いに声を掛け合っているのが印象的だった。

昼食後は檜林で齋じい、トラちゃんといっしょに竹を切ったり、切り株をV字カットしたり、ターザンロープを設置したり、シーソーで遊んだり。
まずは、檜林の中を探検。

いろいろな遊びをそれぞれ自分で見つけてやったのがよかった。

シーソーはやめて下りるときに気をつけないといけないが、職員がしっかり声がけしていたのも良かった。

2025・SOAT のアートワークショップ「レザーのポストカードフレームつくり」開催

開催日時:2025年4月27日(日)11:00~16:00
開催場所:tbcハウジングステーション仙台駅東口
参加者:12名
指導:フジワラメグミ(革作家)
サポート:SOAT佐藤、髙橋明日香

丈夫で高級感のある本革を使い、壁掛けにもなるポストカードフレーム作りを開催しました。

今回のフレームは、レザー生地を2つ折りにして袋を作り、あらかじめ開けてある穴に毛糸を通して両脇を縫い留めるしくみです。
レザークラフトということで大人からの人気も高く、幅広い年代の方にご参加いただきました。

小学校での裁縫は高学年からということで、手縫いをするのが初めてというお子さんも多かったのですが、講師のメグミさんの説明を聞き、皆さん上手に縫うことができました。

縫い穴が大きく、縫う際も針ではなく爪楊枝など安全な道具を使用した事も、幅広い年代の方が作りやすいポイントとなりました。

レザー生地の色と毛糸の種類の組み合わせによって作品の雰囲気が変わるのも面白いところで、「押しの色を使いたい」「シンプルな感じがいいな」など、それぞれ好みの雰囲気のフレーム作りを楽しみました。

プレゼントの宮城県出身作家のポストカードを入れ、アートで素敵な作品が完成しました。

ご参加くださりありがとうございました。

参加者からの感想
「面白いし簡単にできて良かった。」「素敵なものが出来上がって嬉しい。」「不器用でもできた。」
「押しの写真を入れたい。」「自分は予定表を入れるかな。」など、

令和7年度4/17福島県富岡町 お手伝いボランティア「5月ワークショップ事前準備」開催

令和7年 4月17日(木)13:00-15:00
実施場所:富岡町総合福祉センター
参加者:7名
協力:社会福祉法人富岡町社会福祉協議会
材料協力:株式会社アクタス

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
今年度第一回目のお手伝いボランティアを開催しました。
今回は5月に開催するレザーを使ったものつくりの事前準備を行いました。

はじめての男性参加者があり、レザーの穴あけ作業など「さすが男手があると違うね!助かった!」と声掛け合いながら、手早い作業で時間内に予定の作業以上に進みました。

作業終了後は、参加者が持ち寄ったお菓子とお茶で茶話会が自然発生し、会話が弾む楽しい時間となりました。ご協力くださりありがとうございました。

令和7年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 4/22 榴岡児童館訪問「砂場ワークショップ」開催

開催日時:2025年4月22日(土)13:30~15:30
場  所:榴岡児童館 本館
参 加 者:榴岡児童館 児童25名(1年生) 職員3名
講師:齋正弘(元宮城県美術館 教育普及部長・SOAT理事/金属彫刻家)
サポート:SOAT2名

活動内容詳細:
齋じいの「ここに大きな穴を掘るぞ」という声がけで砂場ワークショップを始めた。毎年のようにやっている活動だが、今年の1年生は少し様子が違った。

全員がシャベルなど、道具を使って砂遊びを始めた。砂の湿った感じやザラザラした砂粒の感触を体験して欲しいので素手で遊ぶよう促してみた。

子どもたちからは「砂は汚いから、手が汚れるから」といった反応が返ってきた。女子の一部はフライパンや鍋を庭から見つけてきて砂を材料にママごと遊びを始めた。これも以前はなかったと記憶している。

「なんのお料理なの?」と声を掛けると「YouTubeで見たお料理」とのこと。新入生としてわずか2週間ばかりの子どもの返事に困惑した。

後半の活動で水を使った遊びが始まるといつの間にか裸足になって遊ぶ子ども、素手でドロドロの砂をいじる子どもなどが現れ安堵した。

水たまりに足を入れて「こっちの水は暖かい」と、水たまりの違いを発見した子どももいた。

いつの間にか子どもたちは泥水を気にせず夢中で遊び、終了の声が耳に入らなかったようだ。

使ったものを片付けて、砂場も何事もなかったように元に戻して??

「楽しかった、面白かった」と言いながら活動は終了した。

令和7年度 SOAT×児童館協働プロジェクト 4/19 職員研修「坪沼安全点検」開催

実施日:4月19日(土) 
活動内容:
(午前) 坪沼八幡神社檜林内の安全点検/(安全点検指導者:石田孝徳(1級建築士)
(午後) ミーティング
     樹脂粘土によるキーホルダー作成体験
参加者:榴岡児童館職員4名 新田児童館職員2名 
サポート:SOAT 2名

安全点検:AM 10:00~12:00 
●安全点検では朽ち木3本及び活動素材として2本を石田さんが切り倒した。その後、これまでの活動で作った櫓、シーソー、ブランコを児童館職員とSOATにより点検し、石田さんが更に点検、補強及び修理を行った。ワークショップ用の木材は運べる長さに切断し、乾燥するよう保管場所を選んだ。

講習会:PM13:00^15:00
●ミーティング
・協同プロジェクトの意義を職員同士、SOATと共有。
・坪沼自然体験ワークショップ開催について、
 社会は安全ばかりではない。危険もある。
 子どもたちが、危険の中で安全に生きる術を自然の中での活動を通して身につけて欲しい。
・齋さんがずっとやってきたことは何か。
 子どもの発見の機会を邪魔しないということ。
15:00^16:00
●樹脂粘土によるキーホルダー作り体験

2025・SOAT のアートワークショップ「カラータック版画で春のお花畑」開催

開催日時:2025年3月23日(日)11:00~16:00
開催場所:tbcハウジングステーション仙台駅東口
参加者:20名
講師:はまちひろ(造形作家) サポート:SOAT佐藤

「カラータック版画」は専用のカラーシートと和紙を使って刷る、インクの要らない版画です。
今回は春をテーマにした作品作りに挑戦しました。

お花や蝶々、好きな動物など絵のモチーフを決め、カラーシートをはさみで切ったり手でちぎったりして、台紙に貼り合わせて絵を作っていきます。

重ねて貼ると立体感が出るのも面白い所です。
タックシールは8色あるので、どの色を使おうか考えながら楽しく作りました。
絵はそのまま版になり、できあがった絵に水で濡らした和紙を当ててこすると、和紙にカラーシートの色が付いて絵が転写されるというしくみです。

ドキドキしながら刷り上がりを確認し、きれいな絵が現れると「おぉ~」「すごい」と思わず感動や驚きの声が漏れました。
春の明るいイメージにぴったりなカラフルな作品がたくさん完成し、最後は作品を額に入れてお持ち帰りしました。

参加者からの感想
「版画って面白い。」「学校で紙版画はやったことがあったけど、カラータック版画は初めてだった。楽しかった。」「細かい部分を作るのは大変だったけど、出来上がると嬉しい。」「久しぶりに版画に触れた。こういう版画もあるんだと驚いた。」など、

令和6年度 宮城県雄勝町 第2回オールおがつアートワークショップ「物コシェール」開催

令和7年2月21日(火)~23日(日)
実施場所:雄勝硯伝統産業会館

<開催について>
・事業:令和7年度宮城県みやぎ地域復興支援事業
・主催:特定非営利活動法人東北の造形作家を支援する会
・共催:社会福祉法人石巻市社会福祉協議会
・協力:雄勝町のみなさん、雄勝ローズファクトリーガーデン、石巻市立雄勝保育所
    數本奈智子氏(造形作家)、一関恵美氏(墨画家)、株式会社アクタス

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
今回で2回目となるオールおがつアートワークショップ「物コシェール」を開催しました。
多くの皆様にご協力・ご支援をいただき無事に開催することが出来ました。多くの宮城県の皆様と、北は青森県、南は神奈川県と幅広い皆さんにご来場をいただきました。

開催にあたり多大なるご協力くださった皆様、ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

〇来場者数 3日間 357人

〇作品展示
・雄勝町の皆さんのアートワーク作品 167点

・雄勝町を応援するとアーティストの作品 10点

・雄勝保育所・小島地区コラボ作品「おかしのいえ」

〇ものつくりアートワークショップ
・雄勝ローズガーデンファクトリー 「モイストポプリ」

・雄勝町のみなさん&SOAT
「ペーパークイリングのサンキューカード」

「レザーのキーホルダー」

「レザーのレターフォルダー」

「お菓子のストラップ」

〇来場者アンケートより
・素敵な作品がたくさんあって心が豊かになりました。
・ものつくりの楽しさが表現されているように感じた
・それぞれに個性があって面白かったです。体験できるところが良いと思います。
・皆さんの作品を見ていると自分もやる気が出ました
・住民の皆さんの作品プロ並み、あったかさがある作品
・出展者の発表の場所があってよい
・ワークショップも住民の皆さんがていねいに教えてくれ子供も達成感があったようです
・地域の人たちの思いが伝わる催しものだと思います。
・活発な活動があってうらやましいと思った
・人の生きるエナジーを感じた
・雄勝は素晴らしい場所なので宣伝したいです など

以上

令和6年度2/14 福島県富岡町 アートワークショップ「硯石を使ってオリジナルの時計作り」開催

令和7年 2月14日(金)10:00-12:00
実施場所:富岡町総合福祉センター
参加者:13名
協力:社会福祉法人富岡町社会福祉協議会
サンプル布端材協力:株式会社アクタス

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動
今回は宮城県石巻市雄勝町の伝統工芸品「雄勝硯」の硯石を使ってオリジナルの時計作りを開催しました

時計の文字盤に使う硯石の端材を選びながら「石巻に行ったことがあるよ」「この石は東京駅の屋根に使われているのと同じだね!」など、にぎやかな会話が弾みました。

ピンセットで硯石やシー陶器をそれぞれにデザインしながら貼り付け仕上げます。最後に時計の針を乾電池をセットし、針が動き出すと小さな歓声があがりました。みなさん笑顔で楽しんでくださいました。

ご参加下さりありがとうございました。

<アンケートより>
・また作ってみたい
・石を選ぶのが大変だったが素敵に出来たのでリビングに飾りたい
・自分の世界に入ることができた
・硯石を初めて使いました。
 など