「クリスマスオーナメント作り」

開催日時:2021年 12月12日(日)11:00~16:00
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口 
参加者:11名
指導:SOAT佐藤、サポート:1名

テーブルに置いたり壁に掛けて飾れるクリスマスオーナメント作りを開催しました。
新型コロナウイルス対策として、参加前の検温、手や道具の消毒、少人数ずつの受け入れ、マスクの着用等を行いながら実施しました。

モミ木の枝、ヒノキの枝、松ぼっくりなどの自然素材のほか、リボン、キラキラボール、フェルト製のサンタクロースなどをコルク土台に自由に飾り仕上げます。サンタクロースの顔にはペンで好きな表情を描きました。

参加者は、モミ木の枝、ヒノキの枝、松ぼっくりなどの自然素材を手に取り、「えっこれ本物なの?すこい。」と驚いていました。

未就学児や小学校低学年の子どもはワイヤーを切ったり、少しチクチクするモミ木の枝葉に飾りを付けるなど難しい作業を保護者と一緒に行いました。

クリスマスオーナメント作りは、バランスを見ながら左右対称に慎重に飾りを付けたり、迷いなく枝を土台に刺して飾るなどの工夫している様子が見られ、飾る材料はほとんど同じですが、出来上がった作品は個性豊かでした。

参加者からは「楽しかった!」「今日からクリスマスまで玄関に飾りたい。」「思っていたよりも豪華にできて嬉しい。」「見ていると大人も作りたくなります。」等の感想がありました。

気持ちはもうクリスマス!
プレゼントをもらったような嬉しそうな笑顔でお持ち帰りしました。

12/11 榴岡児童館 / 坪沼自然体験ワークショップ開催

開催日時:2021年12月11日(土)10:00~15:30
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童10名(5年生、4年生、2年生)、職員3名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名(藤原、渡邊、髙橋)

活動内容詳細:
今回は榴岡児童館最後のワークショップだった。12月も2週目となり、寒さ+新型コロナのことを保護者が考慮してか、参加者が10名と、今年最少人数と者となった。気温も冬とは思えないほど暖かく晴天無風だった。学年に幅はあったが意欲的な子どもたちだった。

神社の石段に向かう途中、草ぼうぼうの畦道で黒い塊を発見した。イノシシの糞だった。「珍しいものがあったぞ!」と声を上げると子どもたちが集まってきた。「これなんだと思う?」「うんち!」当たりだったが本当にわかったのか確認。やはり適当に答えたものだった。「これはイノシシのうんちだよ。」そう言うと子どもたちがのぞき込んだ。踏まないように気をつけさせ、先に進むと今度はイノシシの足跡が見つかった。足跡の特徴を説明しながら石段まで歩いて行った。

「あ~階段だ。久しぶり。」そう言いながら登り始める子どもがいた。段差が大きいので1年生で参加したときはけっこう大変だったと懐かしがっていた。苦労した経験は小学生でも懐かしいと思うのだとわかった。

階段の途中で齋じいが待っていた。先頭を登っていた子どもたちに脇道へ行くよう促した。石段をてっぺんまで登らず脇から社務所に行くのは初めてだった。今回は全員が社務所で探検の準備をした。

齋じいはいつものように神様の説明と挨拶を済ませると、昔の大人が彫ったゾウの解説を行って鎮守の杜へ入っていった。鎮守の杜を抜け、畑の中を通り、いつもの添城跡地についた。

興味のある子どもたちは齋じいの周りに集まり、坪沼八幡神社が京都から来た話や、地元の神様についての説明を聞いた。空堀下りでは桑の木にロープを結ばせ、齋じいを先頭にみんな崖を降りた。土が湿り、ヌルヌルと滑ったが、子どもたちは元気に挑戦できた。掘りの中を歩いていくといつの間にか田んぼに出た。子どもたちはそこからトトロの道に行き、墓跡を見学した。

昼食後はヒノキの林で解体中の丸太材を切ったり、釘を打ったりして新しい見張り台つくりに挑戦した。木登りやターザンロープが好きな子どもはそれぞれ興味のある遊びに夢中になった。シーソーで遊ぶ子もいた。製作途中の見張り台にアオキや竹笹、ムラサキシキブを見つけてきて飾り始める男子もいた。

ノコギリにしても釘抜きにしても、参加者がいつもの半分なので、やりたいことを順番を待たずに自由にできたのはよかった。弓矢を作ってほしいと言われ作ってやると、子どもたちは狩人に変身。齋じいが的を作ったので子どもたちの野心に火が付いた。流鏑馬のように矢を打つ子どももいた。打ち方のルールを子どもたちで決めて遊んだり、遊び方に進化が見えて面白かった。

あっという間に活動終了時刻となり、子どもたちは冷えた体をホットドリンクで温め、齋じいの待つ境内へと向かった。挨拶を済ませると弓矢グループは背中の弓を自慢げにバスまで帰っていった。

12/4 榴岡児童館 / 坪沼自然体験ワークショップ開催

開催日時:2021年12月4日(土)10:00~16:00
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童20名(2、3年生)職員3名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名(藤原、渡邊、佐藤)

活動内容詳細:
今回の子どもたちは、以前参加したことのある子どもが多かった。そのためかどうかはわからないが自然の中での遊び方が上手な印象だった。

石段までの畦道ではトンボを見つけたり、ひっつき虫を集めて自分の服やマイ手袋につけて本当にひっつくか試したりした。また、途中で渡る小川の流れを見て「キラキラしてきれい」と感想を思わず発する子どももいた。

石段では100段あるんだよねと言いながらうれしそうに力強く登る女子もいた。石段の上で待つ齋じいにも元気に挨拶。齋じいもニコニコ顔だった。

社務所と神楽殿の二手に分かれ、荷物を置くと早速、鎮守の杜探検に出発した。いつもの通り、齋じいがゾウの彫り物の話をすると何度も聞いているのだろうが、素直に聞いていた。「鼻の先が変だ。ボールみたいなのがくっついてる。」と素直な感想も出てきた。

根添城館跡の説明でもほとんどが齋じいの話を真剣に聞いていた。空堀下りでは1、2名自信なさそうな子どもがいたが勇気を出して降りることができた。

どの子も元気いっぱい、トトロの小道から竹笹を藪こぎして急坂を登り、畑の脇に出た。そして広い畑の脇を抜け、午後の活動場所の確認をした。

毎回先走って活動場所とは違う方向に行く子どもがいるのだが、今回は誰も齋じいを追い越そうとしなかった。遊ぶときは遊ぶ、話を聞くときには聞く、用心すべき時は用心して行動する、そんな感じの子どもたちだった。

午後の活動ではノコギリが大人気だった。齋じいが木の切り株を切るように言い、ノコギリの使い方を注意した。子どもたちはしっかり注意を聞き、一斉に木を切り始めた。13本のノコギリはすぐになくなったが、一緒にいる友達と疲れたら交代し、仲良くノコギリを使うこともできた。

うまく切れないと「ワタナベさーん」と呼ばれる。見ると太い木を切っている。子どもの手では40分はかかるような木である。半分ほど切ってやり「どうする?」と尋ねると「ありがとうございます。次、やります。」弱音を吐く子がいなかった。

中には「SOATはちがうなぁ。すごいや。」と言う子どももいて、頼まれると断れない状況となった。自力で切った丸太の年輪を見て「きれい。年輪かぞえてみよう。」そんなことを言う女子もいた。

ターザンロープ、一本橋、鉄棒(といっても檜の丸太である)や木登り、綱登りなどをして遊ぶ子どもも多かった。今回は齋じいの手伝いをする子どもも多く、いつもよりいろいろ作る活動を楽しむこともできたようだ。

そうこうしているうちに活動終了の時刻があっという間に来た。冷えた体をほぐすためにホットココアやお汁粉を飲み、身支度を調えると齋じいの待つ境内に集合した。

どの子どもの顔からも満足した表情を見ることができた。バスの窓から大きく手を振る様子から子どもたちの感謝の気持ちが伝わってきた。

12/7 福島県富岡町「第五回ハーブガーデン&お手入れワークショップ/スワッグつくり」開催

令和3年12月7日(月)10:00~12:00
実施場所:富岡町社会福祉協議会
参加者:住民8名、富岡町社会福祉協議会職員2名
講師:宍戸多恵子(ハーブ&クラフト代表) SOAT/3名(藤原、高橋)
布端材提供:株式会社アクタス

富岡町社会福祉協議会(福祉センター)にハーブガーデンを作ります。参加者と富岡町社協が中心となって土つくり、苗植え、お手入れを行います。ハーブガーデンのお手入れで感じる「生きがい」、ワークショップに参加することで生まれる「人と人との交流」、植物から得られる「心のケア」が期待できます

活動の様子
みんなで育てたハーブを使ってスワッグを作りました。講師はハーブ専門家の宍戸多恵子先生です。
はじめにハーブをクラフトでつかうコツのレクチャーを受けました。

参加者は写真を撮ったり、メモを取ったり、忙しく熱心に受講していました。

スワッグつくりの土台に使うのは、なんとカーテンを留めるタッセル!(協力株式会社アクタス)シナモンやミントポプリで香りを感じる、ドライハーブに触れる、色とりどりの飾りを選ぶ、配置を悩みながら土台のタッセルに貼り付けていく。まさに五感を使ったアートワークショップになりました。

<アンケートから>
・クリスマスに飾って、そのあとは装飾をアレンジしてお正月にも飾りたい
・みんなで楽しみ、話し合いながら作業が出来ました。これからも、ものつくりをしながらみんなでお話をしたい
・先生方の準備が大変でしたでしょう。大変楽しく過ごせました など

12/3 福島県大熊町・ものつくりアートワークショップ「干支押し絵カレンダーつくり」開催

令和3年12月3日(金)10:00~12:00
実施場所:大熊町社会福祉協議会 
参加者:住民11名
大熊町町社会福祉協議会職員/1名 
講師:千田教子(パッチワーク・布小物作家)SOAT/2名(藤原、高橋)

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動の様子
今回は、講師に布小物・パッチワーク作家の千田教子先生を迎えて干支の押し絵を使って来年のカレンダー作りを開催しました。

押し絵は飾り羽子板の装飾にも使われる技術です。
ハサミでトラの縞模様を切る、爪楊枝でボンドをつけるなど手先を使う作業が多いワークショップです。

みなさんが押し絵初挑戦!「来年の干支なので楽しみに参加した」「ものづくりが好きなので作ったことがないものだったが、どのように作るのか作ってみたくて参加した」など、楽しみにして参加してくれました。

布を切る作業や小さいパーツを切る作業に苦戦しながらも「普段やらないから、こういうのもいいね」と前向きに作業に取り組んでくれました。

押し絵が出来上がりカレンダーを組み立てながら「疲れたが出来上がってうれしい」「トラじゃなくて、トラネコみたいに出来た」、少し顔が傾いている仕上がりの方は「恥ずかしがりやのトラだね」とご本人も照れていたり、それぞれに出来上がりを満足した様子でした。

講師所感
男性もたくさん参加してくれてとてもうれしく思いました。小さい作業が大変だったようでしたが、真剣に集中して作業に取り組んでいただきました。全員の作品が出来上がった時の満足した笑顔がとても素敵でした。そして出来上がった作品を見ながら一年を通じて楽しんでいただけたらとても嬉しいです。

SOAT×六郷保育園企画 第五回「はまちひろ」作品展示のご案内

SOAT×六郷保育園企画について
SOATは、令和3年4月1日開園の六郷保育園とのコラボレーション企画として、作家支援の場を六郷保育園内に設定しました。作家の作品展示を通して六郷保育園のサブコンセプトである「子どものための小さな美術館」を実現しています。

SOAT会員作家・はまちひろ さんの版画と鉛筆画の12点展示
少し不思議で可愛らしい世界観の作品が並びました。

展示風景
廊下3点、0歳児室4点、2歳児室5点


展示期間は11月28日(日)~2022年1月29日(土)です。

※園では新型コロナ対策及び防犯上の理由から一般開放を行っておりませんが、行事の際に、施設利用者家族や地域住民の皆さんにも作品を鑑賞していただき、身近に芸術に触れる機会を設けています。

11/26 福島県富岡町・ものつくりアートワークショップ「はじめての墨画」開催

令和3年11月26日(木)10:00~12:00
実施場所:富岡町社会福祉協議会 
参加者:住民14名
富岡町社会福祉協議会職員/3名 
講師:一関恵美(墨画作家)SOAT/2名(藤原、高橋)

趣旨
「アートワークショップ」では、作品をつくるプロセスやそこで行われるコミュニケーションを大切にしています。ともに時間を過ごす人びとのふれあいを感じながら、ものつくりに集中し日常と異なる時間を過ごすことが心のケアに繋がると考えています。

活動の様子
講師に墨画家の一関恵美さんを迎えて開催しました。今回も「訪問美術館」と「アートワークショップ」の2本立てです。一関恵美さんの墨画作品を展示し、みなさんに鑑賞をしていただきながら「はじめての墨画」にチャレンジしました。

実は「絵は苦手」「書けない!」との事前の声がとても多かった今回のアートワークショップ。しかし当日はほぼ定員の14名のみなさんがご参加くださいました。興味はあるけどうまく描けない、恥ずかしい、そんな不安を社協職員のみなさんがアナウンス時にフォローしてくださっていました。ありがとうございました。

訪問美術館では、講師から作品の説明を受けながらとても楽しく興味深く鑑賞されていました。

続いて「はじめての墨画」にチャレンジです。緊張の面持ちで墨をすることからスタートです。基本の濃淡のつけかた、線の描き方を講師から指導を受けました。

「なんだか、うまく描けた!」「年賀状にしようかな」、作品が仕上がるにつれて調子があがります。作品の出来栄えには目を見張るものがありました。

「なんでも、やってみないと分からないね」「何歳になっても初めてを経験できるのは楽しいね」とのうれしい感想が聞かれました。

ありがとうございました。

<アンケート結果より>
・何にでも挑戦したいと思うのでご指導よろしくお願いします
・最初はうまくできるか心配だったが先生方がていねいに教えてくれ、工夫しながら自由に描くことができ嬉しかった
・何年ぶりで筆を持ち、とても新鮮な気持ちになりました
・素晴らしくできました。

11/25 福島県富岡町・ものつくりアートワークショップ「はじめての墨画」お手伝いボランティア開催

令和3年11月25日(木)13:00~16:00
実施場所:富岡町社会福祉協議会 
参加者:住民2名
富岡町社会福祉協議会職員/8名 
講師:一関恵美(墨画作家)SOAT/2名(藤原、高橋)

趣旨
SOATは富岡町にお住いのみなさんに「お手伝いボランティア」として、町内でのSOATの活動をサポートしていただいています。私たちが毎月一回担当する富岡町社協「ゆうゆう倶楽部」のものづくりワークショップの事前準備などです。この取り組みをきっかけに、地域のために働きかける取り組みも行うようになりました。誰かのためになる活動がみんなの生きがいに繋がることを目指しています。

活動の様子
お手伝いボランティアのユニフォーム、メンバーおそろいのエプロンをつけて2名の方がお手伝いに来てくださいました。概要をお話しただけでテキパキと作業を進めて下さいました。頼れる皆さんです!道具や会場の設営のあと、会場に飾られた本物の墨画を見て「明日、みんな来たら喜ぶよー!」と嬉しそうにされていました。

参加者のみなさんの喜びを思う皆さんがとてもステキでした。ありがとうございました。

お手伝いボランティアのあと、社協職員向けに講座の補助に必要な墨画の体験をして頂きました。

「墨画」=「絵を描く」ことを参加者にとってとてもハードルの高いことと感じていたようでした。

しかし体験をしたことで、職員自身が墨画の持つ癒しの効果や楽しみを実感できた様子でした。ありがとうございました。

講師作家「一関恵美」作品展示
展示作業については富岡町社協の職員のみなさんにご協力いただきました。ありがとうございました。

「ふわふわとらねこキーホルダー作り」

開催日時:2021年 11月21日(日)11:00~16:00
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口 屋外
参加者:8名
指導:SOAT佐藤、サポート:1名

羊毛を使ってふわふわで可愛いとらねこのキーホルダー作りを行いました。
新型コロナウイルス対策として、参加前の検温、手や道具の消毒、少人数ずつの受け入れ、マスクの着用等を行いながら実施しました。

材料はあらかじめ型に羊毛とパーツがセットされていて、参加者はそれをハサミでカットする作業から始めます。
羊毛が羊の毛でできている事を伝えると、「えっ、そうなの?!」「羊の毛ってすごい。」と驚いていました。
手順通りに切っていくと、トラのような縞模様のポンポンができました。

トリマーさんになった気分で毛先をカットして、ポンポンの形を整えていきます。
「緊張するなぁ。」「みんな模様がちょっとずつ違うんだね。」「もうちょっと切ったほうがいいかな?」
きれいな丸い形になるように全体を見ながら少しずつハサミを動かし、真剣な表情で取り組んでいました。中には耳の形を丸くしたり、髭のように毛を伸ばしたままにするなどのアレンジも見られました。

完成すると「かわいい!」「ふわふわで気持ちいい。」と喜び、さっそくカバンに付ける方もいました。
模様の出方やパーツの位置、カット具合で一つ一つ個性のある仕上がりになり、つい撫でてしまいたくなる愛着のわく作品になりました。

参加者からは「丸く形を整えるのは思ったより大変だったけど、楽しかった。」「参加してよかった。」「可愛くできたからよかった。」等の感想がありました。

11/22 福島県富岡町「第四回ハーブガーデンつくり」開催

令和3年11月22日(月)10:00~12:00
実施場所:富岡町社会福祉協議会
参加者:住民8名、富岡町社会福祉協議会職員2名
講師:宍戸多恵子(ハーブ&クラフト代表) SOAT/3名(藤原、高橋)

富岡町社会福祉協議会(福祉センター)にハーブガーデンを作ります。参加者と富岡町社協が中心となって土つくり、苗植え、お手入れを行います。ハーブガーデンのお手入れで感じる「生きがい」、ワークショップに参加することで生まれる「人と人との交流」、植物から得られる「心のケア」が期待できます

活動の様子
ハーブの刈り取り
みんなで育ててきたハーブの収穫を行いました。あいにくの雨模様の為、講師とSOATが参加者に向けてデモンストレーションで収穫を行い、刈り取りのポイントをレクチャーしました。収穫したてのハーブの色や葉の感触、香りを体感することが出来ました。

刈りとったハーブは12月のワークショップのスワッグつくりに使われます。

ハーブソープつくり
これから冬に向け、新鮮なハーブが手に入りにくくなります。冬でもハーブを生活に取り入れることが出来るように、エッセンシャルオイルの使い方の学びとして、ハーブソープつくりを行いました。

エッセンシャルオイルの瓶を開けた瞬間、会場には穏やかな香りやすっきりしりした香りが広がりました。エッセンシャルオイルの効能を学び、それぞれの効能と香りを確認しながらハーブソープを作りました。

「私は脳の若返りでローズマリーかな」「ゼラニウムって女性にいいんだって!」など、参加者同士の会話も弾んでしました。
最後は宍戸先生から富岡ハーブガーデンで収穫したハーブの使い方も教わりました。

ありがとうございました。

<アンケート結果から抜粋>
・楽しく、あっという間でした。
・ハーブの効能を知れて、ソープにして持ち帰れるとは嬉しいです。
・ハーブの使い方がわかりよかったです。
・ナスタチウムが食べられると知らなかったです。

11/20 榴岡児童館 / 坪沼自然体験ワークショップ(大根の収穫)開催

開催日時:2021年11月20日(土)10:00~16:00
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童22名(1、4,5年生)、職員3名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名(藤原、渡邊、佐藤)

活動内容詳細:
今回の参加者のうち12名が1年生。残りの10名は何度か参加している子どもたちだった。中には10回以上参加したという子もいた。5年生は今日が最後でもう参加できないと、バスから降りるなり残念がる声が聞こえてきた。

枯れ草が繁茂する畦道ではひっつき虫を上手によけて歩いたり、トンボを探したり、イナゴを発見して喜んだり。「これ、食べたことある。甘くておいしい。でももう食べないけど。」などと豆知識を友達に披露しながら歩く姿が楽しそうだった。石段が見えると「100段以上あるから数えながら登る!」という先輩の姿を見て、1年生は必死について登った。

境内に着くと神楽殿グループと社務所グループに分かれた。5年生がリーダーシップをとってグループごと並ぶよう声がけした。みんなが並んだところで梅ちゃん(イノシシ)について注意を聞いあと、いつもの探検が始まった。

神様への挨拶、神社裏手の山歩き、SOAT農園の大根の見学、そして根添城跡の説明、空堀下りとなった。城跡の説明は齋じいが1年生だけを集めて行った。

空堀下りでは5年生が木にロープを掛けてしっかり結び、齋じいを先頭に順番に降りた。4,5年生は降りるのが楽しくて、斜面を降りては登って、また降りていた。しかも「ロープなしでもいける」と誰かが言ったので高学年の男子がロープなしに挑戦した。ズルズル滑る子もいたが「面白れー」とはしゃいでいた。

その後は空堀から田の畦道に出て、トトロの道から藪をかき分け、畑に出て、獣の足跡を見ながら檜林に向かった。

昼食後は檜林で遊んだり、釘打ちやノコギリで木を切って遊んだ。途中で、いったん遊びを止め、畑の大根を収穫した。「一人3本、抜いた分を家に持ち帰っていいよ。」というと俄然、子どもたちは力を出した。

すごい意欲だった。さっさと抜き終わった子どもはもっと抜きたがったのでOKを出した。掘ったものを全部持って帰りたいと言うので自分でダイコン袋を持って帰れるならと言う条件で許可した。すると意欲のレベルを超えて、単に欲だけで抜きはじめたように見え、農家さんもその姿に笑いをこらえられなかったようだ。実に楽しい大根掘りとなった。

収穫後、子どもたちは重いビニール袋を担いだり、両手で持ったり。「重い」「手伝って」と言いながらなんとか駐車場に戻った。

檜林に戻ると齋じいと職員で丸太を組み、大きな鉄棒のようなものを作った。もちろんすぐそれに挑戦する子どもが現れた。また、ロープを木の間に張ってハンモックを作って遊ぶ女子もいた。ターザンロープやシーソーも人気で、参加者それぞれが思い思いの遊びを十分できた。気づけばあっという間に帰る準備の時間となった。

社務所、神楽殿にそれぞれ戻り、冷えた体をお汁粉やココアで温めた子どもたちは裏参道から元気に帰っていった。

11/13 新田児童館 / 坪沼自然体験ワークショップ(大根の収穫)開催

開催日時:2021年11月13日(土)10:00~15:30
場  所:坪沼八幡神社
参 加 者:新田児童館 児童19名(1~4年生)、職員3名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名(藤原、渡邊、佐藤)

活動内容詳細:
 10月23日以来2度目の坪沼八幡神社での活動だった。バスから降りる時、いつものように挨拶の声がけをしたが、なかなか返事が返ってこなかったので少し心配になった。今日の子どもたちはちゃんと遊べるのか。畦道の草ぼうぼうの中を歩き出したらその心配は吹き飛んだ。

オナモミ集めをする子どもたちがたくさんいた。1年生の女の子が1,2名畦道を歩くのにひるんだくらいだった。軽く背中を押したが動こうとしない。様子を見ていると女性職員が手慣れた感じでその子達を動かした。一人が歩き出すともう一人も動く。

 長い石段まで来ると元気のよい男子が「ここ走って登りたい。」と言い出した。最初はみんなと一緒に登れば途中から走っていいよ、と伝えると「やったー。」うれしそうだったが、石段の途中まで持たず、走るのを諦めた。

 探検の準備をして齋じいのところへ集まり神様への挨拶を済ませ、ゾウの話を聞いて裏山に行った。
リピーターの子が齋じいが話す前にゾウのことを言い出した。知っていることは言ってみたいのだろう。

林の中では毒茸の注意を受けたり、檜の年齢の話を聞いたりした。その後、畑に立ち寄って午後から収穫する大根の状態を見て、
根添館跡で神様同士の戦いの話を聞き、土地の神様をお参りして空堀下りとなった。

怖いと言って最後まで1年生の女子が2名残ったが、勇気を出して頑張り二人とも降りることができた。

 昼食後は檜の森で少し遊び、大根収穫に向かった。

農家さんの抜き方説明と「人間大根」を見せてもらい驚く子もいた。スーパーでは売っていない形だから見たことがなかったのだろう。よい経験をしたと思う。今年の大根は小学生が本気を出せば抜ける太さだった。葉はバリッと大きく広がり、見るからに元気そうな大根ばかりだった。抜いた大根は家に持って帰れるとあって、どの子も本気で大根抜きに挑戦した。

特に女子のパワーは男子を圧倒していたように感じた。「ぬけない。」そう言うと近くの子が変わって抜いてくれたり、いつの間にか協力態勢ができていた。だが、あまりの本数があるので今回は2畝分収穫して終了とした。子どもたちは大根を車に積んで、また檜の森に遊びに行った。

ターザンロープ、シーソー、一本橋渡り、縄登り、木登りや一本ブランコなどで遊ぶ子ども、齋じいの手伝いをする子、のこぎりで小枝を切る子など、子どもたちはやりたいことを目一杯やって遊んだ。小枝を切る子は珍しいので声を掛けた。

「何作っているの。」「家族だよ。」切り取った枝は4本とも更に少し切れ目が入っていた。切り口を開いて「口だよ。」そう言いながら、お父さんとお母さんを並べて見せてくれた。切り込み一つで小枝から家族を作り出した感性に脱帽である。

 11月も半ばになり日が暮れるのが早く、午後の活動時間が30分ほど短くなったが、子どもたちは疲れたと言いながら笑顔でバスまで帰っていった。