令和元年7月21日(日)10:00~12:00
参加者:15名
新地町職員4名、
SOAT 指導講師:宍戸多恵子、サポート3名



ハーブガーデンのお手入れ3回目をみなさんと行いました。



お手入れ後に、みなさんに摘んでいただいたハーブを用いた「ハンドバス」を体験していただきました。「いい香り!」「こんなに簡単にできるの?」と、日常で再現できる新たなハーブの利用方法を楽しんでい頂きました。


恒例となった「ハーブ講座」を聞きながら、摘みたてのハーブを使った「お茶会」も楽しんでいただきました。
回を重ね、質問の声も多く挙がるようになりました。






〇参加者について
・男性5名(うちお子さん2名)、女性10名(うちお子さん1名)、合計15名の皆様にお越しいただき、にぎやかなワークショップとなりました。
・初参加の方が40%、リピーターの方が60%でした。継続してご参加くださるみなさまからは「いつも楽しいお話とハーブについての知識が聞けて楽しいです」、初めてご参加のみなさまからは「みんなと話をしながら参加できて楽しかった」との感想がありました。
・宮城県からもご参加をいただきました。これから、このハーブガーデンが広く認知され、パークセンターを拠点として、内外の交流人口が増えるよう活動になればよいと言うような声も聞かれるました。
・お子さんからは「ハーブで手がつるつるになったよ!」「いい匂いだね、いろんな種類のお花があるね」と、ワークショップを楽しむ声が聞かれました。ハーブと通して、世代を問わず楽しんでいただけました。
作成者アーカイブ: SOAT
「ビー玉迷路作り」
開催日:2019年7月21日(日)
開催時間:11:00~16:00
開催場所:TBCハウジングステーション仙台駅東口
参加者:6名(子ども5名、大人1名)
指導:SOAT佐藤、石森
企画・はまちひろ(造形作家)
ビー玉を転がして遊ぶ迷路のおもちゃ作りを行いました。
最初に作品のテーマをそれぞれに考え、今回は「公園」「宇宙」「海」などが上がりました。
まずはそのテーマのイメージから板に好きな色を塗ったり模様を描き、カラフルな土台を作ります。



「木の素材を活かしたいから、全部塗らないで作る。」という子もいました。
そして土台の上に木材の端材を自由に配置し、木工用ボンドで貼り付けて道を作っていきます。
木材は、丸や四角の棒、穴の開いた球、木の枝、木の実など、色々な種類がテーブルに並んでいて、その中から宝探しのようにお気に入りを探すのもまた楽しい時間です。
選んだ材料から発想が広がる事もあり、「この形、タワーみたい。」「カメの甲羅になるかも。」など、いくつもの木材を組み合わせながらオリジナルの世界観を作って楽しんでいました。



親子で一緒に作るなど、親子でのコミュニケーションの時間にもなっていたようです。
大人も子どもも皆さん集中して取り組み、じっくりと1時間くらいかけてそれぞれに力作を完成させることができました。
最後は実際に板を傾けてビー玉をコロコロと転がして遊びました。玉が木材に当たった時の「コンッ」という音も心地よく、何度もゴールさせて楽しみました。
参加者からの感想
「楽しかった!」
「偶然参加できて良かった。丁度こういうものを作りたいと思っていた。」
「子どもの発想はすごいですね。大人には考えつかない。」
「次回も参加したい。」
「夏休みの宿題に学校に持って行く。」
夏休みに入ったばかりの子どもたち、楽しく有意義な時間を過ごす事が出来たようでした。
2019年坪沼八幡神社自然探検WS/7月20日 榴岡児童館
開催日時:2019年7月20日(土)10:00~15:30
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:榴岡児童館 児童29名(1年生20名、3年生8名、5年生1名)、職員4名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名(藤原、渡邊、佐藤)、宮城教育大学生3名
活動内容詳細:
今回は初めて参加する1年生も多く、バスから降りて神社まで歩く道のりでも「どんな所なんだろう?」と辺りを見回したり、カエルやバッタを見つけ捕まえたり、初めての環境にドキドキやワクワクの様子だった。



一部の子ども達の間では「地獄の階段」と呼んでいるらしい神社の長い階段を登る時には「エレベーターとか無いの?」「これが上までエスカレーターだったら良いのに…。」といかにも都会っ子らしい発言をしていた。
荷物を下ろして身支度を整え、神社の神様にみんなで挨拶をしてから探検に向かった。




マンションの多い住宅地で暮らす子ども達は、神社の裏の林を歩く時も、足元の枝や地面の盛り上がりにすぐに足を取られ、転びそうになる子が続出した。「こういう森みたいな所、初めて来た。」「ちょっと怖い。」



根添舘の城跡付近の深い堀を下る体験は5年生や3年生の挑戦を見てから1年生が果敢にチャレンジした。ロープをしっかり掴んでゆっくり堀の底へ下りていく。恐る恐る下りて行った子も、上へ登って戻ってくると「もう一回やりたい!」と楽しそうにしていた。
お昼をブルーシートの上で食べ、午後はヒノキ林での自然遊びを行った。



それぞれにやりたい事に自由に取り組んだが、1年生が多い事もあってか今回はのこぎりで木を切る子は少なく、木に登ったり丸太を渡って遊んだり、木の枝を集めてテントの骨組みのようなものを作ったりする子が多かった。
女の子数名が家を作ろうと枝をたくさん集めたはいいが、どうしたらいいかと困っていたところに、齋じいが現れ3本柱を組んで土台を作る方法を教えてくれた。家の形が出来ると、彼女らは枝にカラフルな葉っぱを刺してきれいに飾り付けるなどしてマイハウスのできあがりを楽しんでいた。



今回は新しく、ロープと滑車を使ってターザンロープを作った。順番を決めて一人ずつ見張り台の上から滑り下り、その距離としては5mにも満たないが、子ども達は楽しかったようで何度も登っては降りてを繰り返していた。最初は頼りなかった足取りも遊ぶうちに林の中の歩き方に慣れた。中には何回転んでもさっと立って元気よく走り回る男子もいた。さすがは榴岡児童館の子どもたちである。






観察日記では、育てている野菜やお米は30cm定規では測れないほどに大きく伸び、たくさんの葉を描くのも一苦労。
よく見たり手で触ったりしながら、しっかり観察していた。






1年生が少し遊び疲れて来たところに雨が降り始め、時間的にもちょうど活動終了の時刻となっていた。別れ際は「また来るね!」と手を振ってくれ、普段とは違った自然の中での活動を満喫できたようだった。
7/18福島県 地域コミュニティづくり / 共同制作「モザイクアートワークショップ」2回目
令和元年7月18日(木)9:40~11:25
場所:福島県 富岡町立富岡第一中学校校舎 被服室
参加児童生徒:26名(小・中学校総数26名)
指導:森 敏美(造形作家) サポートSOAT2名/藤原、渡邊
協力:富岡町立第一小学校、富岡町立第一中学校、富岡町立第二小学校、富岡町立第二中学校
児童生徒の様子<活動詳細>
ビデオによるモザイクアートの紹介、作り方説明
本日のワークショップについて説明を聞き、森先生が大学の講義で使用しているモザイクについてのビデオを流し、子どもたちはテレビの前で真剣に見ていた。


宿題の絵の提出及びデザインの説明
一昨日のワークショップから宿題の絵を完成して持ってくる子がどれほどいるか、心配であったが、すべてのグループから絵の提出があった。しかも、火祭りのたいまつやろうそく岩の絵を描いてきた子どももいた。これらは前回のワークショップで取り上げなかったものである。ラケットの絵を描いてきた生徒がおり、理由を聞くと富岡町ではテニスが有名だということだった。自分たちの町の誇りとなるものを子ども目線で十分考えてきたことがわかった。
どの絵をモザイク画にするかの話し合いからはたいまつとテニスは全体のイメージから外れるという理由で取り上げなかったが、それ以外のもの(「がんばれとみおか!」を含め)すべてを取り入れた絵とすることになった。








黒板を使ったモザイク画のデザイン(宿題の絵の集約)
子どもたちが黒板にそれらを入れた大きな絵をチョークで描き、それを元に180cm×90cmの模造紙に写していった。森先生のアドバイスを受けて絵の中心になるものが欲しいということで、夜ノ森駅舎と電車が中央に収まった。



黒板の絵をモザイク画の下絵の不備な点の確認
黒板の絵をモザイク画の実物大模造紙に模写






11:40 活動終了
7/16福島県 地域コミュニティづくり / 共同制作「モザイクアートワークショップ」1回目
令和元年7月16日(火)9:40~10:30
場所:福島県 富岡町立富岡第一中学校校舎 多目的ホール
参加児童生徒:24名(小・中学校総数26名)
指導:SOAT渡邊廣一、サポートSOAT2名/藤原、高橋
協力:富岡町立第一小学校、富岡町立第一中学校、富岡町立第二小学校、富岡町立第二中学校
<ワークショップ時の児童生徒の様子>
第1回目のワークショップということで、これからどのようなワークショップを行うのかという説明および、なぜその内容(モザイクアート)を行うかの説明を行った。児童生徒総数26名(当日欠席2名)の学校内には支援でもらったものがいっぱいあった。常に支援される側にいる子どもたちが富岡の町を応援する側に立てるということを説明した。中学生の数名はその説明に大きくうなずいたり、口元に力を入れてきゅっと結ぶものもいた。


富岡町を勇気づけるために、富岡で誇れるもの、有名なものは何かという問いかけに子どもたちはたくさんの答えを出してくれた。それらを元にモザイクアートの下絵の元となる絵をワークショップ終了15分前から描き出した。



画用紙を渡した途端に「絵は苦手」という子どもたちがいた。確かに苦手な絵だった。新しい時代の大人に必要とされる創造力や発想力に不安も感じたが、熱心に小中学生が一緒になって相談し、なんとか富岡の役に立とうと絵を描き続け、よいワークショップになった。絵を描く前に実際モザイクアートで使用するベネチアングラス片を一人一人に手渡し、ガラスの感触や色を確かめてもらったが、ブルーのガラスを手にして「きれい」という言葉が子どもたちの口をついて出たことは素晴らしい経験を与えられたと考えてる。
7/11 岩手県・生きがい作り/楽しい手作りサロン
令和元年7月11日(木)9:00~16:10
開催場所:岩手県上閉伊郡大槌町 (旧)植田医院仮説診療所
指導:千田教子(パッチワーク・布小物作家)
参加者:7名
サポートSOAT2名/藤原、渡邊
協力:NPO法人つどい
前年度開催、講師育成講座のフォローアップ活動として、さおり織を使った作品作り提案と作り方の実践を指導しました。



1、今後自分たちで商品化していくための指導。
さおり織の布についてさおり織を使った作品作りには下準備が必要 下準備に必要な材料と利用方法材料購入先について説明。二組に分かれて開催した。
商品化しやすい基本のアイテムの作り方の実践
①ポーチ作り(ファスナー・裏地付き)
ポーチは工程が少ないがファスナーをつける工程の時、ファスナーの向きを間違えやすく。説明を受けながら作った時には手順よくできて完成出来たが、復習で挑戦したときには向きを間違えたりしていた。練習を沢山こなして習得してほしい。





②トートバック作り(裏地付き)
トートバックは、裏布とハードタイプの接着芯を貼りつけて自立するタイプを作った。パーツや工程が多いので縫製作業の前の準備に時間にも時間がかかった。
縫製しながら縫い方の注意点や工夫を教えながら、完成出来た。






参加者の感想:
売り物になる作品を作るのは、簡単にできない。練習をいっぱいして自分で納得できるものができるようになりたい。さおり織の下処理の仕方も覚えたのでいろんな作品に作り変えたい。
ファスナーつけの時のミシンの金具の使用方法を初めて知り、実践できたのがよかった。
参加した皆さんはとても手作りが大好きで自分の作っているさおり織をいろんな作品に作り替えて売り物になるものを作りたいと意欲的でした。しっかりと今日作ったものを基本にたくさんの作品に作り変えて楽しんでほしいと思います
7/9宮城県 地域コミュニティづくり / 共同制作「アートでおかしなオブジェを作ろう」開催2回目
令和元年7月9日 10:00~11:00
場所:宮城県石巻市立相川保育所
参加者:児童18名(1~5歳)、職員5名
指導サポート:SOAT3名(藤原、渡邊、佐藤)
相川保育所×SOAT「アートでおかしなオブジェをつくろう!」は、復興庁「心の復興」事業/地域コミュニティづくりと世代間交流の一貫として実施いたします。
活動の様子:
共同制作「地域交流の場でもある運動会の入退場門」を作る。今回はその2回目、オブジェ土台への色塗り作業を行った。
子ども達が入場。挨拶と活動内容の説明の後、まずは体をのびのびと動かすための準備運動を行った。
保育所職員と一緒に子ども達はいつも踊っているというダンスを音楽に合わせてリズミカルに踊り、体をほぐした。



最初は年長組から一人1本ずつ刷毛やローラーを持ち、好きな色を選んで絵の具を付け、オブジェに自由に塗っていく。






続いて年中、年少組も順番にペイントに挑戦した。



塗り始めると子ども達はすぐに面白さにはまり、5色の絵の具を順番に使いながら夢中で手を走らせた。きゃっきゃっと笑顔ではしゃぐ子もいれば、真剣な表情で取り組む子もいた。刷毛でペタペタ、ローラーでコロコロ、スポンジでポンポン。あっという間に白いオブジェはカラフルな色に染まった。






描き足りない様子の子ども達に、下に敷いていた紙にもペイントしてもらう事にした。大きな紙の上でさっきよりも大きく体を動かして、走ったり、飛び跳ねたり、手足で直接描いたり、絵の具をたっぷり塗った上に乗って足を滑らせて遊ぶ子もいた。






最後にオブジェにあらかじめ貼っていたマスキングテープを少しはがすと、そこに地の白色が見えた。子ども達も「はがしたい!」と残りのテープはみんなで順番に剥がし、立派なキャンディーのオブジェを完成させた。



手足をきれいに温水シャワーで洗って終了。
子ども達は「楽しかった!」と興奮冷めやらぬ表情で笑い、職員からは「かなり楽しかったようだ。」「こんなに思いっきり絵の具を使うのは普段できないので有難い。」という声があった。
次回はオブジェの飾り付け作業。9月の運動会でより多くの地域住民や保護者の人たちに見てもらえるよう、ファイト!
2019年坪沼八幡神社自然探検・蛍観察WS/7月6日 成田・成田東小学校児童クラブ
開催日時:2019年7月6日(土)14:00~20:40
場 所:坪沼八幡神社
参 加 者:成田小学校児童クラブ 児童29名、職員5名
成田東小学校児童クラブ 児童13名、保護者10名、職員2名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名(藤原、渡邊、佐藤)、宮城教育大学生2名
活動内容詳細:
この日は活動開始時から小雨が降っていたので、子ども達は雨合羽に長靴をはいて活動スタートとなった。田んぼの脇道を通って長い石段を登り、社務所に着いて荷物を置き、濡れた草の生えた裏山に探検に出掛けた。




何度か活動に参加している子が多かった為か、「分かる、こっちでしょ。」と齋じいを追いこして、どんどん前へ進んでしまう子が多かった。齋じいはスッと別な道に入り、前を進んでいた子達は途中で気付くと「あれっ?」と慌てて戻ってきた。



そんなこんなしながらヒノキ林に着くと子ども達は駆け出し、木を切る、木に登る、見張り台作りチャンバラごっこなどやりたい遊びを始めた。雨で足場が濡れている上に慣れない長靴を履いているため、滑って転ばないように、職員やスタッフは安全面にも気を配りながら活動を見守ったが、去年より子どもたちはたくましくなっていた。



転び方が上手になっていたことに驚いた。転んでもすぐに起き上がるし、しっかり両手で顔をガードして転べるようになっていた。素晴らしい。




鋸や金槌を使う活動では、初めて使う子もおり、釘が曲がったり、木が途中で割れてしまったり、なかなかうまくいかなかったが、失敗する度に原因を考え「こうすればいいんだ。」とやり方を体で覚えていった。保護者のなかには子どもと一緒に木を切ったり、斧を使って丸太を割る方法を齋じいに教わるなど、自然遊びを共に体験した。お母さんの一人は「かなり久しぶりに鋸を使った。思ったより切るのが大変。でも、楽しいですね。」と語っていた。






夕方に早めの夜ご飯を食べた後は、DVDを観て蛍の生態を学んだ。琵琶の演奏の前には齋じいのお話があり、蛍には源氏と平家がある事、今から聞く琵琶の演奏はその戦いを歌った昔の音楽である事、昼間に見てきた根添舘の城跡のお城があった時代はまさにその頃のものだという事などを聞いた。その後2人の奏者による平家琵琶の演奏が始まり、子ども達は静かに聴き入った。琵琶の演奏体験は人気が高く、最初は王様じゃんけんで勝った3名が代表でみんなの前で演奏を披露した。最終的には全員が1回ずつ琵琶に触れ、貴重な体験をすることができた。






活動の最後は帰りの支度を済ませて、大人が懐中電灯を持ち、みんなで暗い夜道をぞろぞろ並んで歩いた。本物の蛍観察である。田んぼの周りに来るといくつかの小さな光が見え、子ども達は「あ、いた、いた!」と蛍を見つける度に盛り上がった。天候の関係であまり数は見られなかったが、それでも幻想的な蛍を見て「きれいだね~。」「初めて見たよ!」と喜んでいた。
7/5 福島県 地域コミュニティづくり/ モザイクコースター作り
令和元年7月5日
時間:10:00~12:00「モザイクコースター作り」開催。
開催場所:福島県双葉郡富岡町曲田第一団地 集会所
参加者:13名
講師:森敏美(東北生活文化大学、生活美術家教授)
サポートSOAT3名、
協力・サポート:富岡町社会福祉協議会
地域コミュニティつくりのためのモザイクコースターつくりを開催しました。



参加者は、初めて見るガラスモザイクタイルの説明を聞きながらやや緊張気味。並べられたガラスモザイクに触れたり、サンプルを見て「自分にもできるかな?」「難しそうだな!」など、興奮気味!テーブルごと賑やかに始まりました。



講師の森先生が説明を始めるとみなさん真剣に話を聞いて、それぞれに個性豊かなモザイクコースターを作りを楽しみました。









参加者の声
頭のトレーニングになった。指先の運動になった。みなさんとお話が出来てよかった。。
7月7日 / メンテナンスワークショップ 2 回目

2019年7月7日(日)10:00~12:00
参加者:16名
福島大学生サポート4名、新地町職員4名、
SOAT 指導講師:宍戸多恵子、サポート3名



新地町房州団地コミュニティガーデン委託事業、ハーブガーデンお手入れ2回目を開催いたしました。
当日は強風と小雨が降る天候となり、参加者がいないことも予想していたが、17名の参加者があった。
参加者は、除草活動に適した着衣と持ち物を持参しており、積極的に参加する姿勢がみられた。
前回より継続して参加している町民もおり、ハーブガーデンの「ファン作り」が進み、そのファンからの口コミで参加をした町民もあった。






除草作業では、福島大学ボランティアの協力も大きく、作業自体は40分程度で終了した。参加者の様子は土を触ること、その活動を共有することに癒されているようだった。



ハーブティー入れ方講習について
・講師よりハーブの効能や、ハーブティーの楽しみ方について説明をした。どの参加者も興味深く聞き、メモをとる様子も見られた。
・自分たちで植えたり、除草を行ったハーブを使ったことで、「お客様」としてではなく、「活動の主催の一部」のような感覚をもつ町民も声もあった。
・専門家による講座と、ハーブティーと楽しむちょっとした「非日常的な体験」に、満足度の高い感想を多く聞いた。


6/25 宮城県 地域コミュニティづくり / 共同制作「アートでおかしなオブジェを作ろう」開催1回目
令和元年6月25日
場所:石巻市立相川保育所
10:00~11:00 「紙粘土でスイーツ作り」WS実施
参加者:相川保育所 児童20名(1~5歳)職員4名
指導サポートSOAT4名(藤原、渡邊、髙橋、佐藤)、見学者/復興庁石巻支所2名(佐々木さん、石垣さん)
相川保育所×SOAT「アートでおかしなオブジェをつくろう!」は、復興庁「心の復興」事業/地域コミュニティづくりと世代間交流の一貫として実施いたします。
活動の様子:
1歳~5歳の保育所の子ども達が共同制作で「地域交流の場でもある運動会の入退場門」を作るアートワークショップを行った。

今回はその1回目で、門の飾りとなるスイーツを紙粘土で制作した。



最初はクッキー作りに取り組んだ。
参加した子どもの中には粘土遊びが初めての子もいたが、みんな抵抗なく粘土に触れ、握る・ちぎる・潰すなどの動作を何度も繰り返し、柔らかく気持ちのいい触り心地や、力を加えると変形する粘土の造形の面白さを手のひら全体で感じていた。
子ども達は粘土や道具の扱いに慣れると自分から次々とクッキーを作り始め、出来上がると嬉しそうに職員やスタッフに見せてくれた。



ドーナツ作りでは、ピンク色はイチゴ味、黄色はバナナ味など粘土の色から味を自由に想像しながら取り組んだ。
友達と違う色の粘土を交換して、それを混ぜて丸めてマーブル模様を作って楽しんだ。中には混ぜた模様が地球のようなドーナツなど、新しく楽しいドーナッツがたくさんできた。



活動終盤ではラメのりやビーズをクッキーやドーナッツに乗せてデコレーションをして仕上げた。完成したお菓子はどれも食べたくなるような出来栄えで、「美味しそう!食べたいな。」とじっと眺めたり食べる真似をしていた。
飽きる事なく粘土に夢中になる姿から存分に粘土遊びを楽しむことが出来たようだった。
2019年度児童館訪問 砂場WS / 6月26日榴岡児童館
開催日時:2019年6月26日(水)
場 所:榴岡児童館、仙台市立榴岡小学校
参 加 者:未就学児 約10名 児童 約60名、職員5名
講師:齋正弘
サポート:SOAT 3名(藤原、渡邊、佐藤)、宮城教育大学生2名
活動内容詳細:
未就学児の部10:20~12:00
榴岡児童館は未就学児の親子も利用しており、午前は1~3歳くらいのお子さんとお母さんと砂場ワークショップを行った。参加した子どもの中には、普段あまり砂場で遊んでいない子や初めて砂場遊びを体験する子もいた。最初こそ砂や水に触れるのをためらっていた子もいたが、何回か触ってその気持ち良さや面白さが分かると、服や手足が汚れるのも気にせず夢中で遊び続けた。何かを作るというよりは、小さなスコップで砂を掻いたり、泥をつかんで落としたり、ジョウロで水をまくなどの単純な動作を何回も繰り返し、手を動かして起こった結果やその感触の面白さを全身で味わっていた。






楽しそうに遊ぶ子どもの様子を見たお母さん達からは「こんなに喜ぶなら、今度公園に行ったら砂場遊びさせてみようかな。」「身近に安心して遊ばせられる砂場がなかなか無いから、児童館で遊べるのはとても良い。」というコメントもあった。
小学生の部 15:30~17:00
午後は小学生を対象に、小学校の校庭の砂場で活動を行った。まずは熱中症対策のためブルーシートを砂場の上に張り、お手製の日よけテントを作った。テントの下にもぐって最初にした作業は「ゾウの落とし穴作り」だった。ゾウが入るくらいの穴、と聞いて子ども達はとにかく大きな穴を掘ろうとスコップを手に持ち、一斉に砂をザクザクと掘り始めた。同じ目標を共有すると自然と結束力が高まり、男女問わず仕事を分担したり道具を交換して、協力しながら作業に取り組んだ。



掘り進めると穴と同じ大きさの山ができ、深いところにあった砂はしっとりしていた。いつの間にか遊びは色々に発展し、山にトンネルを開通させたり、バケツに砂を盛ってかき氷に見立てたり秘蔵の薬に見立てるなどの「ごっこ遊び」を楽しんだり、水を入れて川を作ったりと、それぞれがやりたい事に夢中になった。



最後は「校長先生に怒られないように」と、大きな穴やら山やらのデコボコ地面を平らにならした。片付け作業も手足を泥だらけにしながら楽しんだ。
「あーあ、汚れちゃった。」そう言いながらも子ども達は満足そうに笑って帰っていった。


























